本日の収穫物です。
控え目でしょ?
手前から、ウドとイタドリとコシアブラとネマガリタケとフキノトウです。
このうち、初物がコシアブラとネマガリタケ。
どうやって食べるかと言ったら、コシアブラは天ぷらで決まり!問題はネマガリタケなんだけど、どうしようかな。
たったこれだけ。されどネマガリタケ
ポクポクポクポク チ~ン
≪焼きタケノコ≫
数が少ないというのが、理由の第一。そして、このところ、孟宗竹を楽しみ続けてきたから、似たような料理ではありがたみが薄れてしまう。料理も差別化を図りたいというのが第二の理由。
下ごしらえ・調理の部
超簡単です。
・軽く洗って汚れを落とします
・ガスコンロの魚焼き器で八分間焼くだけ
※一応、最初の二分は強火で、その後は弱火にしました
はい、召し上がれ
台所中に香ばしい薫りが広がる中、各自セルフサービルで皮を剥いたら、お好みの調味料で戴きます。
そのまま食べても十分美味しいんですけど、マタギの場合、今回は、
マヨネーズで食べてみました
孟宗竹と同じタケノコの仲間であることは確かなんですけど、風味が全然違います。表現が難しいんだけど、野性味の溢れる味わいとでも言ったらいいんでしょうか。旨みも香りもしっかり保ちつつ、人に媚びない凛とした風味とでも言ったらいいのでしょうか。とにかく旨い。夕食前に、あっという間に売り切れてしまいました。
さて、次です。
コシアブラは3つのグループに分けました
左が本日天ぷらで戴く分。右が、茹でてナムルかおひたしにする分。真ん中は、多分2回目の天ぷらに回すことになると思います。
このぐらいあれば4人分の食材としては、十分でしょう
・汚れを落とし、ハカマを外したら、付け根の木質部を切り落とします
衣の分量は前回同様
・卵水300gに薄力粉300ml、片栗粉75mlを加えて
・上から押すように軽く混ぜて
・170℃の油で揚げます
※タラノメと違って、あっという間に火が通るので、泡立ちが収まってくるまで目を離さない
泡立ちが収まってきたら早めに引き上げます
※揚げ玉が、揚げ油の上下に散るので一度揚げる度に、丁寧に掬い取ります
これを繰り返して、
天ぷら完成!
本日の夕食
ウコギ科の爽やかな風味を感じながら楽しむことが出来る料理だと思います。コシアブラの場合、そこにエレガントな気品が加わる感じがします。
同じウコギ科なのですが、タラノメのクリーミーな甘さとはずいぶん違います。短期決戦で揚げるせいか、コシアブラの特性のせいか分からないのですが、それぞれの天ぷらがそれぞれの美味しさを楽しませてくれるところが嬉しいです。
はああ、美味しかった!
ネマガリタケといい、コシアブラといい、どちらも山菜の王様と言ってよい美味しさです。
「初物は、東を向いて笑って食べろ」なんて言うけど、そんなこと言われなくても思わず笑みがあふれ出してくるってもんだぜ。
大変結構でございました。
毎度のことながら、山の恵みに感謝です。
山の神様、美味しいご馳走をありがとうございました。
次もよろしくお願いいたします。
今年もいよいよネマガリタケの季節ですね!
写真を見るだけでヨダレが出てきました。😅
こちらではスーパーで高い孟宗竹のタケノコを買うのが精一杯ですので、うらやましい限りです~!
山の神様、有り難いことですね!☺️
美味しそうです。
コメントありがとうございます。
本当にありがたい季節がやってきました。山の神様様です。
感謝の気持ちで採らせてもらいます。
コメントありがとうございます。
今までの山菜がまずかったわけではないんだけど、やっぱり、ネマガリタケもコシアブラも美味しいです。
しかも、初物なのでことさらに美味しいです。