わが家のハナミズキも、八割方の葉が落ちた。少しの落ち葉でも道路を汚しては申し訳ないと思い、気づいた折りに掃き集めて捨てていたが、残りの葉は僅かとなった。
その1枚が、夕日に赤く照っていた。私のほうを見てくれていたので、パチリ。
少しばかりの樹木なのに、無精な私には剪定する気になれない。植木屋さんにやって貰っている。
木によって花時が違うので、剪定時期はそれぞれ考えるべきところ。
しかし,わずらわしいし経費のこともあり、わが家では年に1回だ。
気まぐれな私のせいで、あまり剪定時期は定まっていない。
花芽を切り落としてしまう年もある。したがってその次の年は花が咲かない。
ここのところ幾年もハナミズキの花は見ていない。
そのくせにハナミズキを恨んでいる。時には罵ったりするのだから困ったものだ。
僅かな樹木なので、私が丹精すればいいのだ。罵られるのは私のほうなのに。