昨日は朝から、いい日でした。市民の森を目指し、カメラ片手にウオーキングと洒落込みました。
空はあくまで青く、文字通りの小春日和。
川べりの芒が、形よく並んでいました。今が旬の姿です。撮って欲しい風情なので、パチリ。
傍らにセイタカアワダチソウが、身体をかしげておりました。ひと頃の暴虐な様子はなく、弱々しく身体を寄せ合っていて哀れです。素通りもできず、レンズを向けました。
日当たりのいいところにタンポポです。
暖かい日和なので、見つけることができたのかも知れません。寒い日には足元を見もせず、急ぎ足で通り過ぎたことでしょう。
今の季節、タンポポに会えるとは思っていませんでした。小虫がしっかり止まって、最後の栄養補給中。やはり、愛しい花です。好きな花の一つです。
もちろん、菊は満開でした。さまざまな色合いの菊が、美の競演です。
それでいて、驕慢に見えません。それが菊の魅力なのでしょうか。
タンポポを愛でる意味合いから、黄色の菊を撮りました。
小虫が沢山たかっていて、最後の営みなのでしょう。
公園には、人々の憩いがありました。
暖かい日差しが広場に降り注ぎ、柔らかく語らいを包んいます。
桜の葉はほとんど落ちて、残りは僅かです。いずれ風に吹かれて離れて行くでしょう。
木の葉ふる肩の痛みの日を重ね 鵯 一平
肩の痛みは一進一退、改善の兆しは見えない。
もう冬です。
写真で綴る小春日和でした。