今日はギャラリー巡りも中途半端にして、手稲へと向かう。ちょっとした会合があるからである。
どこで昼食をとるか迷ったが、街中よりも手稲の方が新鮮であろうということで、地下鉄で宮の沢まで行き、そこからバスで手稲へ移動する(ドニチカきっぷを持っているので、地下鉄を最大限に使いたいから、こういうルートになった)。
手稲駅は南口の方が栄えていて、そこのロータリーでていぬくん(手稲+犬)を発見。作者名はなし。
手稲駅では國松明日香「雪だるまをつくる人」を撮影。これは前から存在を知っている。
さて、昼食を取るのはどこがいいだろう。おや、昼のみできる店も開いているな。この後の会合は気楽なものなので、酔っ払っていなければ昼酒も大丈夫なのだが、入口の扉を開けてみると2階への階段があったので、面倒になってしまい、ここは取りやめ。
駅の北口側に向かい、西友手稲店(西友は閉店)を通り抜ける。吹き抜けにはからくり時計があったが、建物の中は一部の専門店テナントを除いて、絶賛大工事中。こりゃ大変だよ。
旧西友の建物に蕎麦屋さんもあったが、結局は外に出てもう少し北側まで歩き、ロードサイドにある「G」に行くことになってしまった。個人店の方が良いのだが、あまりいいところが見つからず、また時間つぶしにはファミレスの方が良いからである。
注文を済ませて、一応、料理を注文すると飲み放題になるスープの味見。今日はオニオンスープだったか。
飲み物はハイボールにした。
つまみ第一弾はコーンのオーブン焼き。食器は鉄製でなく、あまり期待していなかったのだが、上からオーブンで焼き色を付けており、なかなか美味しい。これは値段も含めて悪くないね。
次にちょいピザマルゲリータ。期待通りの味でよいのでは。半分残ったところでタバスコをかけるのも良しである。
もうちょっと食べておくかと思い、ハイボールと蒸し鶏のサラダ(S)を追加。ま、野菜を取ったということで良しとするか。
この後、会合場所となる手稲区民センターへと移動。区民センターの1階では、上野憲男「手稲から愛をこめて・未来へ」を発見。サイズが大きすぎて、斜めから全体を撮影。
原賢司「札幌市 木花」:タイトルからするとライラックということなんだろうか。札幌市の花はスズランらしいけど。
この後、和室に入り、まずは武家茶道の紹介。今日はごく簡略化されたものとはいえ、茶道体験をしに来たのである。
→これは区民センター備え付けの備品らしいが、茶道具は先生役の人がちゃんと持ってきてくれた。
基本的な作法を教えていただきつつ(あまり実践にはこだわらず)、薄茶をたてていただき飲む。どのくらい茶碗を回せば良いのかとか、飲み終える時に「ズッ」という音は立てるべきなのかどうかなどを質問しながらである。茶そのものは薄茶でもあり、苦いもの好きの私にはどんと来いであった。
それが終わると、日本刀鑑賞へ。これも同じ人が所有している日本刀で、日本刀は登録証があれば基本的に美術品扱いとなり、だれが所持しても構わないのだそうだ(銃はもちろん違う)。左側の刀は居合の型をやるのに使っているそうだが、右側のはちゃんと切れるらしい。いや、世の中には知らないことがあるものだ。
というところで本日の会合は終了。私はバスで宮の沢へと戻る。