微妙な危機感の中で（３）

さすがに１軒目で食べた量は少なかった。何かを食べて締めたくなり、回転寿司（もはや寿司は回転していないが）の「Ｐ」へ。外から見るとよく分からなかったが、奥の方の席が空いており、ホッとする。

つい勢いで福司を頼んでしまい、しばし注文を考える。



今日のお勧めはほぼ品切れになっていたが、その中で残っていたマグロ頭肉を注文。これ、くちどけも良く、本当に美味いと思う。



また頼むのか、好物のとび玉。



突然食べたくなった玉子。



迷走気味の注文、ねぎさば（軍艦）。



やっぱり締めはこれでしょうと言いつつかんぴょう巻。結構食べてるな。



これで止めがさされ、家に帰ってからも少し飲んでしまったので、次の日はたいそうな二日酔いであった。

微妙な危機感の中で（２）

西１１丁目から狸小路を歩いて、すすきののバー「Ｎ」へ。まだ時間が早いこともあり、先客なし（後から２名）。１杯目はデュケーヌというラムを使ったラムトニック。結構、ラムの味がしっかりするし、なかなか美味い。



しかし、デュケーヌと聞くと「スカイラークシリーズ」のことが思い浮かぶ私はオールドＳＦファン。

２杯目はマール＋シャルトリューズジョーヌ＋ディタの上質なカクテル。シャルトリューズがどこ行ってしまったの感があるが、マールとディタで香りも良く、何か素敵な新しいジャンルの飲み物のようである。



３杯目はエデューシルバーという蕎麦が原料のウイスキー。悪くないね。



勢いづいた４杯目は、マッカランウイスキーメイカーズエディション。最初はちょっと腰が弱いかなと思ったが、飲んでいるうちにだんだん深みのある味が感じられるようになってきた。ボトルも残りわずかで、空気に触れて真価を発揮するウイスキーだ。



ということで、かなり酔っぱらう。勘定をしてから東方向へと向かう。

微妙な危機感の中で（１）

大阪、東京を中心にした感染拡大は目に余るものがあるが、北海道も決して安心なわけでもない。「下げ止まり」などという、「下がっているなかで、今だけ停滞している」みたいな言い方はインチキで、「一定量の感染者が継続的に出ており、増加の可能性も高い」というのが私の認識である。

そんな中、いろいろと考えつつも息抜きに出かける。仕事を早く切り上げて、地下鉄で西１１丁目駅へ。しかし、西１８丁目、西１１丁目辺りはオフィスも結構あり、官庁もあるので、仕事終わりで地下鉄に乗る人が非常に多いね。

さて、今日は駅直結の居酒屋「Ｏ」からスタートだ。店に入ると先客はまだ３名で、定位置の入口近くの席に座る。ちょっとカウンター席１人客との距離が近いような気もするが、テーブル席からは一番遠いのだ。

飲み物はバイスサワーでさわやかに始める。



３点セットのつまみは、右からぎんぼの炒め物（山形産）、うるいの酢味噌がけ（山形産）、コジャクとホタテの山わさび和え（産地不明）の山菜攻めだ。これで値段が280円だから、つまらない通しを出している店は刮目してほしいものである。



ただ、私が３品セットにあまりしないのは、結構これで腹が膨れるんだよね。しばしこれをつまみながら飲み物を小鶴お湯割りに切り替える。



そしていろいろ悩んだ結果、カツオのたたき薬味のせを注文。



少々薄切りだがカツオが５切れ、薬味たっぷりもうれしい。思わず小鶴をお代わり。そして締めにニシン切込みを注文。



いやー、小食なもんで、そろそろ腹いっぱいになってきた（特に飲みながら食べるとこうなるのだ）。これで勘定をしてもらう。それからバイトの方が非常に優秀（目配りがいい、酒のつぎ方も上手い）なので、思わず「あなたはずいぶん優秀ですねえ」と変なほめ方をしてしまった。