散歩日記XX

主に趣味の話を書いているブログです。

札幌に戻る(2)

2021-08-07 19:55:31 | 食べ歩き
さて、夜になって腹が減ってきた。昼食がおつまみ2品だったからな。

随分久しぶりに、蕎麦の「MH」へ。醤油ラーメンを注文し、マンガを読みながら待つ。先客数名も注文の品が出てくるのを待っているようだったが、それほど時間はかからずにラーメンが来た。



おお、久しぶりだな。今日の麺は少し柔らかめでこれはこれでちょうどよろしい。スープはちょっと醤油勝ちだったが、ま、悪くないであろう。何故だかわからないが、チャーシューが4枚入っていて、お得感がとてもあった。

これで本当に帰ることにしよう。



帰ってシャワーを浴びて、倒れるように寝た。
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札幌に戻る(1)

2021-08-07 18:48:14 | 日記
高速バスの中で爆睡。高速道路から降りる辺りで目が覚め(←習慣になっている)、今日はそのまま大通へ。結局、札幌市内に戻ってきてしまった。通りすがりの大通美術館と富士フイルムフォトサロンだけ見て回る。思ったほど、人はいない。暑さのせいか、何か変な余韻のような気配が漂っている。



西5丁目から10丁目までも立ち入り禁止かよ。クソだな。



ゴミ箱も使用禁止になっている。ゴミは持って帰るのが基本とはいえ、迷惑極まりないな。



空を見上げると、これはもしかして秋の気配?



で、札幌市内某所に行ったが、内容は書けない。備忘のために記事を起こしておく。
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札幌を離れる(2)

2021-08-07 15:25:57 | 飲み歩き・北海道内
さて、小樽の飲食店には営業時間の制限は出ているようだが、酒類提供禁止といったことはない。今日はそのために来たようなもんだな。さらに、朝食を遅らせて、14時過ぎまで時間をずらしての昼食である。

しかし、なんということか、第一候補で考えていた店は満席だった(しかも、この暑さに店の前で待っている人がいた)。諦めて第二候補へとちょっと歩く。アーケードなど、なるべく日差しが当たらないところを歩くのだが、それでも汗だくになり、ビアホール「NS」へ。



先客が2、3組いたが、広い店とあって、ガラガラである。これなら落ち着いて飲めるだろう。



さすがの暑さにたまらず、黒生小グラスを注文。ちょっと泡の具合がイマイチだな。



バイトの子の出来がもう一つだなと思いつつ、ビールをあっという間に飲みほしてしまい、しっかりした店長さんっぽい人に冷酒生酒を注文。うーむ、できれば小樽の酒にしてはどうだろうか。



さて、ここでつまみが到着。おお、こっちはいいじゃない。小樽コロッケというのはタコ入りのすり身を揚げたもので、ボール状のものが5個ついている。プチトマト、キャベツサラダも付いていて、タルタルソース、普通のソースもある。



なかなかタコの風味もあって、美味しいコロッケだね。

そして、もう一品がスペイン産生ハム(ハモンセラーノ)。この店のメニュー、おつまみとして15品ほど、480円値段の品があるのだが、その一つ。大体ビアホールのつまみって、ちょっと値段が高めの気がするのだが(年をとってもセコい私)、これは結構なボリュームだよ。満足だね。



ということで、酔いも回り、つまみも食べ、10人超えの大家族・親戚と思われるグループが来たところで、終了。

遠目に気になっていた絵画を撮影してから、勘定をしてもらう。

野田恭吾「運河街景」。



松島正幸「サン・クルー 巴里郊外」。



そして、ここから小樽駅前に戻る。高速バスに乗るならば、小樽駅の次の停留所の方が近いのだが、もう一つ小樽に来た目的は紀伊国屋書店に行くことなのであった。本を2冊購入してから、バスへ。隣に座る人こそいないものの、乗っている人はそこそこ多い。

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札幌を離れる(1)

2021-08-07 14:03:17 | 美術・アート
私は大体、土曜日に札幌市内のギャラリー巡りをしており、それは雪祭りがあろうが、クソうるさい○○○○○○○○祭りがあろうが、おおむね行われる。例外は仕事があるとき(最近はめったにない)、体調が悪い時、札幌を離れる理由がある場合くらいである。

しかし、今日は札幌の街中には積極的に行かないという選択をした。特に午前中から昼頃は行くべきではなかろう。でも5日間、家から一歩も出なかったので(ゴミ捨て除く)、さすがに外には出たいんだよね。それでは逆方向へ、ということで私は暑い中バスを待った。



このバス、今日は11時頃まで札幌駅前ではなくて、円山第一鳥居発になっていたので、さすがに乗っている人は少ないだろうという予想がズバリ的中。到着したバスに乗っていたのは2名、そこに私が一人乗り込む。西20丁目で4人乗り込んできたが、ガラガラのバスで小樽へと向かうのだ。



天気もいいし、休み気分が盛り上がってきた。バスはスムーズに小樽駅前に到着。外に出ると暑い。



そして、やっとこの間バス停がどこにあるか分かり、到着から10分かからぬタイミングで高島3丁目行きのバスに乗り込む。目指すは小樽市総合博物館だ。



前回、小樽に来た時、実は始まっていたことに気がつかなかった展覧会を見に来たのである。

■小樽市総合博物館「鉄道資料展~山田建典氏コレクション~」。



まず、入口からすぐの一番目につく展示ケースはこんな感じ。



しかし、この方、かなりモノホンのコレクターであった。ほんの一部だけご紹介する。

「各地の鉄道管理局・交通局の広報誌」:札幌はもちろんだが、おかてつだより、静鉄だより、広鉄だより等、全国の広報誌が並ぶ。



「函館本線列車ダイヤ」:昭和50年度災害時における列車う回ダイヤとして、赤線の書き込みが生々しい。何の災害なのかはっきりしないのだが、水害だろうか。



「全国鉄道地図」:北海道の変形が甚だしく、上が函館、左下が根室、右下が稚内となっており、使うとなると相当違和感があったのでは。サイズの大きさからして、持ち運びするものではなかったのだろうか。



「安全週間標語集」:この人がいなかったら、こんなの残らないのでは?



「乗客への急告文」:イタヅラで座席の布を切取り、側板に落書をし、幌を切り、窓ガラスを破壊するのだ。日本人の民度バンザイ! 昭和37年のことなので、今、70代くらいの人は、偉そうな口をきかないように。



「市町村鳥瞰図・市勢要覧」:鉄道から勢い余って、地域の実態まで。まあ、鉄道の維持と切り離せないよね。



「写真集「追憶1973」より」:美唄鉄道の資料はかなり充実していた。写真右下は、私も2年ほど前に訪問した「東明駅」。



他の展示には家族連れが何組かいたが、この展示室の観覧者は私だけであった。後はいつも見ている所なので、暑い中、バス停へ。



この博物館までは歩いて行ったりしたこともあるのだが、今日は余計なことをすると生命の危機を感じる。無理せずバスに乗って、中央通で降りる。



死ぬほど暑い中、運河プラザ三番庫へ。

■運河プラザ三番庫「峯山冨美没後10周年企画展 小樽運河保存運動の母が遺したモノ、伝えたかったコト」。さらに大きな字で「私は運河を守れなかった」と書いてある。



展示は撮影ができなかったので、記憶のままに書くが、悲しい印象しかない。

運河を無くして道路を作る派も運河を残す派も、小樽の発展を考えていたのは間違いないようである。道路建設派は勢いよく6車線の道路をぶち上げたものの、議論の末、最後には「小樽が北海道の中心になることはもうない。6車線は不要」と言われたりして(梯子外し)、悲しい限りである。運河派も最後の大勝負で小樽市長リコール、を考えたがこれに賛同するものと、できないもので運動は分裂…。さらに、今となってみると、どんなことをやろうとも人口減や、経済の落ち込みは避けられなかった(日本全体がそうである)。何とも言えない気持ちで、私は会場を後にした。

しかし、暑いね、小樽。

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