散歩日記XX

主に趣味の話を書いているブログです。

20210828最近読んだ本

2021-08-28 23:27:22 | 読書
■「日本建築集中講義」藤森照信、山口晃
遊び心のある解説者に連れられて、見に行きたいものである。しかし、こちらの素養がなさ過ぎて、呆れられるのだろう。

■「定額制夫のこづかい万歳3」吉本浩二
いつもこれを読むと申し訳ない気持ちになっていたのだが、結局、何に重きを置くかはその人次第なのであるということに気がついた。

■「HO 2021年10月号」
小樽・余市・ニセコ特集だったが、ちょっと趣向が違うかな。

■「レモンハート36」古谷三敏
一番最初に出てくるのが、ベンロマック15年で、この間飲んだばかりだなあ。

■「大衆酒場ワカオ5」猫原ねんず、新久千映
これを読むと、とにかく酒場に行きたくなる。

■「ワカコ酒17」新久千映
お店の人に「今日、こんなの入ってますよ」と言われたり、出てきたつまみの説明をされたい!

以下、図書館の2冊。
■「過去りし王国の城」宮部みゆき
上手いなあ。

■「やってはいけない老後対策」大村大次郎
たまにこういうのも読んだりして、老後に備えるのだ。
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20210828ギャラリー巡り

2021-08-28 14:30:45 | 美術・アート
本日は近美→資料館→コンチネンタル→大通→道新→SCARTS→500m→市民の8か所。歩くのが辛くて、回り切れなかった。

■北海道立近代美術館「へそまがり日本美術」。会期末近くになり、やっと後期展示を見に行くことができた。観覧者は少な目。後期出品の作品を中心に見て回る。

東嶺円慈「茶柄杓図」:いやー、下手だねー。
惟精宗磬「断臂図」:雪舟の「慧可断臂図」とは違い、慧可が手を切ったものの困った顔をしている。これは達磨も何とかしてやるべきだろう。
仙厓義梵「小蔵梅花図」:梟が梅にとまっているのだが、その顔がまるでガッツ星人である。

遠藤曰人「「杉苗や」句自画賛」:鶴が三羽、真正面を向いて並んでいる図に無理がある。
冨田渓仙「牡丹唐獅子図」:胴が千切れんばかりに躍動する青い獅子。
伊藤若冲「伏見人形図」:あの完璧な技巧派が、この塗りムラ。どういう意図なのだろう。

徳川家綱「闘鶏図」:向かい合った鶏が闘わんとしてる図なのだが、まず2羽の位置が画の真ん中に来ないという破調ぶり。さらに子供が怪獣を描くとこうなるんだよなあという2次元っぷり。狩野派も落涙である。
伊藤若冲「福禄寿図」:薄墨の完璧な加減といったら、恐ろしい程である。
狩野永朝「大黒天図」:昔の雑誌の付録のような、妙にチープに見える大黒様である。

長沢蘆雪「老子図」:周が衰えていくことに落胆して去る図なのだが、そのやるせない顔と言ったらたまらないね。老子が乗っている向こうを向いた牛も助演賞ものである。
長沢蘆雪「なめくじ図」:やたらと上手いなめくじと、その這い跡はオートマティスムを思わせる。

■札幌市資料館「継グ人達展」。陶器に継ぎをしたものの展覧会。なかなか面白い。

■札幌市資料館「ニッコールクラブ道央支部前支部長 住友照明 遺作展」。そんなに古い写真というわけでもないが(2000年代とか)、白黒写真に昔を思わせる、素敵な展覧会。

■500m美術館「楢原武正 大地開墾2021」。このご時世、500m美術館こそ先頭に立って展覧会をやれよ、と思っていたのだが、7月末から開催されていた展覧会をやっと見てきた。ガラスケース内に収まる作品ではない気もするが、まあ、それはそれである。



「6色の太陽」とでもいうべきか。



大通とバスセンター前の中間地点までやって来た。



■500m美術館「平山昌尚「へのへのもへじ」」。まずは作品を見てもらおう。






→通路の逆サイドに行っても、全体が入りきらない。


→もはやゲシュタルト崩壊。







疑問に思うのは、大通からバスセンター前に向けて進むと、題名通りに読めるのだが、逆から来るとどう見えるのだろうか? 意味を解体する作品だから、どっちから見ようと別に構わないのか。また、私は作品タイトルを見てから作品を見ているのだが、タイトルを知らずに見るとどう見えるのだろう。それを考えると、この作品、事前に情報に接しない方が良いのかもしれない。ここまで書いて今更だが。

■市民ギャラリー「第65回記念 新道展」。一時期、「新道展」のことを全く面白くないとこき下ろしていたような気もするが、新しい方向性もあり、面白く見ることができた。せっかくの開催であるが、こちらも観覧者は多くはない。いくつか気になった作品を紹介する。

黒田孝「ハマナスの木」:コロナ禍において「こんな時にモノクロのネガティブな作品を描き続けていいのか…」という作者の葛藤から生まれた作品。私は別にモノクロがネガティブとは思わないが、意外な作品にちょっと驚いた。



内海一弘「交差点」:新道展協会賞。渋谷のスクランブル交差点だと思うが、一番手前に「ストップ!」と言うかのように手を広げた男の姿が見える。



工藤悦子「悠久の華」:見た感じはいつもと同じだが、作者の言葉でコロナ禍への言及がある。



柴崎康男「北の壁と船溜り」:壁は北方領土と日本を遮るイメージ。



松久充生「雷電202WOIO4VO7」:あまり新道展では見かけなかった作風のように思う。



久藤エリコ「増殖」:佳作賞。二階展示室の奥に囲いが作られて、唯一無二、我が道を行く展示である。



ここで力尽きてギャラリー巡りは終了。やむを得ず、地下鉄に乗って帰る。

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なんでこんなに歩いてしまったんだろう(3)

2021-08-28 12:58:53 | いろいろ写真館
タイトルに「なんでこんなに」と書いているものの、当然本人には理由があって、できれば不用意に地下鉄に乗りたくないから歩いているのである。しかし、札幌の街中に出るには、約1時間半、6km歩かなければならないので、その後のギャラリー巡りには差支えがある。それから、先日買った休みの日用の靴なのだが、驚くほど軽いのは良いのだが、クッション性が薄いのだろうか。どうも、昨日・今日の歩きで、足が痛い。

さて、本日は山の手→西28丁目→北1条通りを東進→大通→バスセンター前で力尽き、歩数は17,822歩、距離にして13.1km歩いたようだ。

落ち着いたなかなかいい店構えだが、オジサン、グラノーラには興味が持てないな。



何となくクラシックな字体のものは撮影してしまう。



北海道立近代美術館そば、カフェ・バー・アートギャラリーの店。へー、いつできたんだろう。



窓から見える画には「1万円ポッキリ」なんて貼ってあるが、大丈夫か?



さあ、私も五輪マークのモニュメントを撮影しておくか!



スポーツマンシップや平和と平等、多様性といった理念のかけらもない大会のシンボルマークはこの角度で撮影すれば十分だな!(吐き捨てるように言う)

大通情報ステーションも久々に業務停止。



札幌市図書・情報館は明日から座席の使用禁止。今日も人は少ない。





とりあえず今日のところは椅子に座り、疲れを癒す私であった。
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贅沢な昼食(21)

2021-08-28 12:26:22 | 食べ歩き
随分歩いて、大通に到着。ここで昼食を食べていくことにしよう。某店に入ると、先客が数名。むむ、早くから客が来ているなと思ったが、その後はそんなに客は増えなかった。それにしても、昼時間帯は喫煙者の客が多くないので、禁煙にすべきだな。喫煙席が無駄だと思う。

カウンター席について、まずはこれだ。



この店は確信犯(←使い方は正しいと思う)でやっているので、店名を大っぴらに書くのはともかく、記事にはしておこう。そして前回、ランチメニューで一番安いものを食べたので、今回は一番高価なもの(イクラ丼とか特別なのは除いて)、店名を冠した「S弁当」を注文する。

最初に茶碗蒸しがやって来た。ちょうど良い出来具合。中には海老、栗(←北海道だけ?)が入っている。



そして「S弁当」。思っていたより敷地の割に中身が少ないようにも見えるが…。左上から天ぷら(エビ、ピーマン、ナス、カボチャ)、サラダ、鮭あらと大根の煮物。左下に行き、つぼ漬け・わさびの茎、刺身(エビ、マグロ、イカ)。これらをつまみに、福司を飲もう。



一通り食べたところで、つぼ漬けと味噌汁をおかずにご飯で締める。



いやー、満喫した。勘定を払うときに「いつも飲ませてもらって、ありがとうございます」と感謝の声をかけておく。さてこの先は、どうなるものだろうか。9月12日に緊急事態宣言が解除するとは思えない(自民党の総裁選をやるためや、もう効果がないといった間違った理由で解除する可能性は高いが)のであるが…、果たして…。
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