本日はSCARTS→ニューオータニ→マリヤ→丸井→SONY→スカイホール→三越→らいらっく→富士フイルム→オマージュ→コンチネンタル→資料館→エッセ→大丸→アートスペースの15か所。久々に少し頑張った。
朝、早めに家を出た。天気は良いが、まだ肌寒い。
■SCARTS「さっぽろアートステージ2021 キッズアートフェス」。
「子どもたちの作ったワイヤーアートを楽しもう!」:川上りえの指導で作品作りが行われた。川上りえの作品写真を2点(作品名は表記なし)。
内海想「ホオジロザメ」(手前)、「ダイオウグソクムシ」(奥):一番、複雑な形に仕上げていたと思う。
「子どもたちが家でいらなくなったプラスチックをアートに変えちゃった!」:西田卓司による指導で作った作品。
「子どもたちが考えたオリジナルハンバーガーがキャラクターとなって登場!」:斉藤幹男の指導で作った作品。「かぞくバーガー」はちょっと怖くないか?
作った画がCG化され、投影されたいた。
「子どもたちとアーティストが一緒につくる夢のお家とお庭」:武田浩志の指導による作品。小さな家とその前に広がる庭のイメージで、子供たちの描いた作品があちこちに貼り付けられている。
■ニューオータニイン札幌「佐々木ゆか展 白昼夢」。
「みえる」:2015年の作品。今とは少々作風が違う。
「夢の中へ」:2020年の作品で、この水の表現が最近の特徴である。力強い描写と独特の画風で着目している人。
ニューオータニの企画はありがたいね。
■スカイホール「市立札幌平岸高等学校デザインアートコース15期生 卒業制作展」。全室使った若い学生の卒業制作展は久しぶりではなかろうか。人も多く集まっており、活気があった。
■三越ギャラリー「ニューコレクション展」。
二宮千都子「potlait of my father」:コンピュータ言語のドット配列や色指定で描いたポートレート。面白い。
■らいらっく・ぎゃらりい「前田健浩展~魔女の日~」。女子高校生をモチーフに魔女の箒をちりばめた作品。中に入れない型式なので、外から写真撮影をする。
■ギャラリーオマージュ「カミシバイズム」。今年亡くなられた、吉川聡子さんの作品が多く展示されており、涙…(実際には泣いてないけど)。
■コンチネンタルギャラリー「おわりとはじまり 河口真由美展」。なかなか力量のある油彩画。
■コンチネンタルギャラリー「『言葉の雨はいつも心の中で降っていた。(後編)』川口真哉展」。新さっぽろギャラリーで拝見したことのある方の展示である。展示物に違いはあるのだが、気配が似通っている。
■札幌市資料館「第6回楽写笑顔展」。中央のテーブルにレコードを模したと思われる3人の女性のポートレート作品がある。作者の方が私に話しかけてきたが、私だからここまでついて行けたのだと思ってほしいものだ。
作者「LPのようなイメージで作ってみました」
私「LPよりサイズ小さいですよね」
作者「ま、SPというか」
私「私もさすがにSPは良く知らないです。A面B面も今の人には通じなさそうですね」
作者「内容もチック・コリアの『スーパー・トリオ』を意識して、3人の女性をね」
私「いよいよ分かる人がいないですな」
趣味全開で良いです。
■札幌市資料館「中島純夫 天体写真展」。最新のデジタル技術も駆使した、驚くべき天体写真展。いわゆる風景写真で星を撮るのと、その違いに驚かされる、ガチの天体写真。特に星雲は神秘的なほど美しい。
■札幌市資料館「夏休み自然観察記録コンクール」。こういうところに出てくるレベルの観察記録のレベルの高さに驚く。蜘蛛の糸の強度を実測したり、アサガオとヒルガオ(だったか?)の吸水能力の違いを測定する小学生。ビックリである。
■札幌市資料館「懐かしの札幌駅前通り風景画展」。札幌駅前からすすきのまで、西3~4丁目辺りの風景の推移を描いた作品展。札幌に住んだ経験があれば、どこかに懐かしさを感じるのではないか。今週の資料館は実に見ごたえがあった。
地下鉄西11丁目駅に戻る際、いつも「彫刻作品なのかな~?」と思っているものが目に入ったのだが、裏側をよく見るとサインが入っているのに気がついた(「Reimei」と刻み込まれていた)。初めて調べてみたが、「北海道デジタル彫刻美術館」によると、小林令明「五月の風」という作品とのこと。写真を撮影した時点では「黎明」という作品だろうと思っている私であった。