今日は長い長い道のりを歩いて、その後、ちょっとだけ本屋さんとギャラリーにも行って、琴似に戻ってきた。久しぶりの居酒屋「D」で思いっきり羽目を外してみる予定なのだ。まずはビール(小)でスタートし、通しは鮭とエビのすり身団子入り煮物。鮭白子やナルト、大根なども入っている。
続いていつもの刺身と、入荷したつぶが良いというので、青つぶの煮たものを注文。つぶはあらかじめ綺麗に身を出してくれているので極めて食べやすい。早めに酒をもらおうということで、義侠を燗で頂く。
→写真がピンボケだ。
刺し盛りも早めに到着。珍しく予約をしていたので、準備が整っていたらしい。内容は手前から時計回りに桜マスルイベ、しめ鯖、カツオ、はしりのタチ、タコ頭、ふくらぎ(軽く酢締め)。カツオに味が乗っておりハッとする美味しさ。ふくらぎを酢締めするというのも、脂ののり具合と相性が良い。サクラマスのルイベもちょうど良い状態に溶け始めていて、味がしっかりと分かる。
刺身を食べ終えると、火の通ったものが食べたくなり、サメカレイ煮付けを注文。かなり大きなカレイを煮たもので、ひれの辺りはトロトロ(骨や軟骨は感じられない)、右端の身の中央部はしっかり締まった感じがする。そしてその間は身と表面の脂のバランスがとてもよく、口の中で調和して美味いのである。
ここで酒を注文すると、蓬莱泉純米大吟醸2020年新酒鑑評会出品酒なのかな、エラいやつが出てきてしまった。といっても過剰な大吟醸感はなく、香りもおだやかで綺麗な味わいの酒なのだ。
どんどん注文する次の品は、マスターの自信作らしい鹿ロースト。当たり前だが、鹿の仕入れの状態と火の入れ具合には相当気を使っているらしい。これに合わせるためのスパイス塩とトリュフソースが出てきたのだが、確かにそれはそれで美味い。しかしこの繊細な柔らかさと同時にちゃんと火の入っている肉を兼ね備えた肉を食べるには、シンプルな味付けが良いということで、醤油1、2滴、または塩のみで食べるのが良いという結論になった。普段、山葵を残しておいてこういうものに合わせることもあるのだが、それですら邪魔に感じられるのである。
→肝心の写真がボケボケで…
鹿を食べる手が止まらなくなってしまい食べ終えた後は、そろそろ終盤に向けて、これも良いのが入ったというホッケをフライにしてもらおう。酒は味の引き締まった写楽純米を頂く。
という辺りでそろそろ食欲は飽和状態だ。少し残った酒を飲むのに塩辛を出してもらい、最後は今シーズン初めて食べるサンマを使った、サンマ棒寿司を出してもらい締めることにした。
サンマ棒寿司は程よい酢加減で、ピカッと光るサンマが美味しい。豊漁ではないことから、これにも入荷のタイミングがあり、外すと良くないのに当たるそうだが、今日は現状ではベストコンディションのサンマだったらしい。
そして、贅沢の締めはベルタカザロット1986。25年熟成のグラッパなのだが、確かにグラッパ香(ちょっとセメダインっぽかったりする)はするのだが、その後に来るのは圧倒的に上品で滑らかな味わい。ブドウの搾りかすからできている酒なのだが、まったく荒っぽいところが無く、高級ブランデーの味がする。これに棒寿司って合うのかいと言われても、それぞれ次元が違うので、全く関係なく美味いというしかないね。
というところで、夏休みの贅沢も終了。この後は疲れて家に帰った。
続いていつもの刺身と、入荷したつぶが良いというので、青つぶの煮たものを注文。つぶはあらかじめ綺麗に身を出してくれているので極めて食べやすい。早めに酒をもらおうということで、義侠を燗で頂く。
→写真がピンボケだ。
刺し盛りも早めに到着。珍しく予約をしていたので、準備が整っていたらしい。内容は手前から時計回りに桜マスルイベ、しめ鯖、カツオ、はしりのタチ、タコ頭、ふくらぎ(軽く酢締め)。カツオに味が乗っておりハッとする美味しさ。ふくらぎを酢締めするというのも、脂ののり具合と相性が良い。サクラマスのルイベもちょうど良い状態に溶け始めていて、味がしっかりと分かる。
刺身を食べ終えると、火の通ったものが食べたくなり、サメカレイ煮付けを注文。かなり大きなカレイを煮たもので、ひれの辺りはトロトロ(骨や軟骨は感じられない)、右端の身の中央部はしっかり締まった感じがする。そしてその間は身と表面の脂のバランスがとてもよく、口の中で調和して美味いのである。
ここで酒を注文すると、蓬莱泉純米大吟醸2020年新酒鑑評会出品酒なのかな、エラいやつが出てきてしまった。といっても過剰な大吟醸感はなく、香りもおだやかで綺麗な味わいの酒なのだ。
どんどん注文する次の品は、マスターの自信作らしい鹿ロースト。当たり前だが、鹿の仕入れの状態と火の入れ具合には相当気を使っているらしい。これに合わせるためのスパイス塩とトリュフソースが出てきたのだが、確かにそれはそれで美味い。しかしこの繊細な柔らかさと同時にちゃんと火の入っている肉を兼ね備えた肉を食べるには、シンプルな味付けが良いということで、醤油1、2滴、または塩のみで食べるのが良いという結論になった。普段、山葵を残しておいてこういうものに合わせることもあるのだが、それですら邪魔に感じられるのである。
→肝心の写真がボケボケで…
鹿を食べる手が止まらなくなってしまい食べ終えた後は、そろそろ終盤に向けて、これも良いのが入ったというホッケをフライにしてもらおう。酒は味の引き締まった写楽純米を頂く。
という辺りでそろそろ食欲は飽和状態だ。少し残った酒を飲むのに塩辛を出してもらい、最後は今シーズン初めて食べるサンマを使った、サンマ棒寿司を出してもらい締めることにした。
サンマ棒寿司は程よい酢加減で、ピカッと光るサンマが美味しい。豊漁ではないことから、これにも入荷のタイミングがあり、外すと良くないのに当たるそうだが、今日は現状ではベストコンディションのサンマだったらしい。
そして、贅沢の締めはベルタカザロット1986。25年熟成のグラッパなのだが、確かにグラッパ香(ちょっとセメダインっぽかったりする)はするのだが、その後に来るのは圧倒的に上品で滑らかな味わい。ブドウの搾りかすからできている酒なのだが、まったく荒っぽいところが無く、高級ブランデーの味がする。これに棒寿司って合うのかいと言われても、それぞれ次元が違うので、全く関係なく美味いというしかないね。
というところで、夏休みの贅沢も終了。この後は疲れて家に帰った。