散歩日記XX

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20230805ギャラリー巡り

2023-08-05 16:20:42 | 美術・アート
今日はそれなりにちゃんと巡ることができて、市民→500m→エッセ→大丸→紀伊国屋→プラニス→ニューオータニ→道新→さいとう→三越→らいらっく→オマージュ→富士フイルム→大通→北翔→円山の16か所。


→何とか傘を差さずに済んだ一日。

■500m美術館「彫刻とは」。珍しく、バスセンター前駅側から見ることになった。
高柳恵里「彫刻(3×6合板)」:説明より先に作品が目に入り「展示が中止になったか、空きケースなのだな」と思った。展示されているパネルは一般的な規格サイズであり、このサイズになった社会的・人間工学的な理由があるのだろうということらしい。



川上りえ「Augmented Space(拡張する空間)」:本来立体感を表すような造りでありながら、ガラスケースの中で疑似平面化しているようにも見える。



風間天心「名もなき彫刻」:彫刻と意図しない彫刻というものが、過去においては主流だったのでは? という話。





藤沢レオ「回と凸と凹」:円柱のようなものを描いた画。実は左隣にこの円柱の立体物がある。彫刻とは何ぞやということか。



長谷川裕恭「きみのうた2023」:確かに彫刻と言えば彫刻。



山下拓也「今日も頭の中が__でいっぱい!」:パッと見に「めぞん一刻」のようにも見えるが…。





■プラニスホール「JRタワー・アートプラネッツ・ラスト展」。いつもテーマ性が無いということに私が難癖をつけていた展覧会だが、作品はいいものが展示されている。

中村まり子「満ちみちた日に」:真ん中に安らかに眠る赤子を描いた祭壇画のようだ。
曾田千夏「あさのおはなし」:9点の絵画作品を集めて、どこかの星の生態系を描いたような作品。
藤森詔子「Life Surfing」:雪の残る北海道の道にアートの灯を掲げてサーフィンをする人々。

CHIE「FOPPISH GIRL -穴-」:紙袋で作ったお面をかぶり、酒を飲み、買い物をして、本屋やカフェに行く少女たち。
菱野史彦「風の塊と空の色」:巨大な人工惑星の外郭が開き、中から何かが出てくるような大作。

■ニューオータニイン「川西勝展」。考えてみれば、このホテルでの展示が始まってから結構立つが、よく継続的に支援をしていると思う。
「盛夏の中に」:様々な色彩に溢れる展覧会だったが、私は緑色が印象的である。





■道新ぎゃらりー「景展 2023」。
竹津昇「河口の廃バス」:空に金箔をはり、バスを点描で描いたハッとさせられる作品。
竹津昇「兵馬俑(月光)」:黒い背景に兵馬俑から出た武人を描いた作品。
西村司「通学路の記憶II」:紫のフィルタがかかったような独特の色彩感。物の大きさや形と共に、デフォルメの効果が出ている。
田仲茂基「Border line」:緑と金色の目をした巨大な狐を描いた作品。

西18丁目へ移動。夜間急病センター前にある「保険文化賞受賞記念」碑を久々に撮影しておこう。



■北翔大学札幌円山キャンパス「北海道+スウェーデンアート’23」。非常に興味深い展覧会だった。酒を飲んでいるため、メモを取る気力が無くて、コメントなし。

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