散歩日記XX

主に趣味の話を書いているブログです。

妄想札幌旅(2)

2021-10-30 12:10:54 | 飲み歩き・札幌駅周辺
11時半を過ぎ、ちょっと早めの昼食にしよう。そうだなあ、札幌ときたら、ビアホールか? ということで、札幌駅直結の飲食店街でビアホール「L」に入ることにした。こんな時間から、そこそこ客がいるものの、何とかテーブル席を確保。やはりこちらの方が落ち着くね。

1杯目はサッポロクラシックかと思いつつも、黒ラベルを小グラスで。



つまみはホタテのカルパッチョから。一人用なので量は少ないが、ホタテの鮮度は良い感じだ。



それからビアホールでは定番のニシンのマリネにしよう。酸味はあるが、意外とビールとの相性は良いのである。



2杯目は前回なかったゲストビールが復活しており、エーデルピルスを注文。しっかりした苦みがある。



昼食のメインはフィッシュ&チップス(小)。魚のフライに使われているのは北海道らしくホッケなのだそうだ。タルタルソースで食べるホッケのフライが非常に美味しい。軽やかな白身魚の味わいである。



私は小サイズのつまみばかりにしておいたが、前のテーブルに座っている女子はラーメンサラダとジャーマンポテトの通常サイズで、小ジョッキを空けている。若いってスゴイね。フィッシュ&チップスにはポテトフライも付いているため、年寄りはこれで満足して勘定をしてもらった。
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妄想札幌旅(1)

2021-10-30 11:00:18 | 美術・アート
私は11月に長めの休暇を取る予定だったのだが、仕事の都合により延期になってしまった。そのやり場のない怒りをぶつけるために、札幌を旅した気分になって、あちこち回ってみようというのが今回の企画である。行くところは普段とだいたい同じだが、市内でホテル宿泊するので、その辺がまあ多少なりとも旅気分というところである。

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さて、札幌に到着し、まず午前中は美術館に行くことにしよう。東豊線に乗り、学園前という大学直結らしい地下鉄駅で下車。この辺は豊平地区というらしい。地下鉄駅内に「豊平地区のまちづくり」という掲示板を発見した。



■HOKUBU記念絵画館「ベン・シャーンと野田英夫」。企業が経営する美術館ということで、地下鉄駅からちょっと歩いてやって来た。ベン・シャーンの画は見たことが無いのだが、なぜか山藤章二が好きだと書いていたのが記憶に残っている。野田英夫は正直なところ知らない人だ。

まずは1階の展示室から。

加藤八洲「MAZNZ聖堂」:ベン・シャーンも同じ聖堂を画にしていることから、展示されていたようだ。



ベン・シャーン「死んでゆく人の枕もと」:アメリカにおける社会問題を作品に取り込んだ人らしい。



ベン・シャーン「小さな草花のたたずまい」:緻密な古典絵画好きの私は作風が好みに合わないはずだが、なんとなく神羅万象、生老病死に目を配る彼の作品がじわじわしみてきた。



野田英夫「ニューヨークの靴磨き」:小中学生時代は日本で過ごしたようだが、その後アメリカに住み、手紙や作品のメモはすべて英語。アメリカ人としてのアイデンティティの方が強いのかな。野田と同じアパートにベン・シャーンが住んでいたことから、今回の企画になったらしい。写真は小粋な靴磨きのオジサンの表情をとらえた作品である。しかし、野田は30歳で早逝しており、画業は10年ほどなのだとか。



なかなかこういう展覧会を見ることはできないので、ありがたい限りである。おまけにコーヒーと羊羹(コクワ)のサービスがあったので、くつろぐ。素敵な美術館である。



今回は昔のマッチレッテルの展示もあった。沢山あるのであれば、これももっと見てみたいものだ。



1時間ほどで美術館をでて、札幌駅へと向かう。
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満足度高

2021-10-28 18:15:44 | 食べ歩き
久しぶりにいい区切りで仕事が終わったので、夕食は外で取ることにした。寒いので薄手のコートを着て、食堂「H」へ。

幸いなことに先客1名はもう食事の中盤だ。カウンター奥の席に座り、マグロカツ定食(タルタルソース)というのを注文。本を読みながら、定食の出来上がりを待つ。ほどなくやって来た注文の品の全景はこんな感じである。



ほう、マグロカツはブロック状のを揚げてカットして出てくるのかと思っていたら、大きめの刺身状のものを5枚揚げたスタイルだ。



そしてお楽しみ小鉢は水菜とエノキのおひたし(右上)、ナスとキュウリ揉み(左上)、牛蒡胡麻和え(左下)、そしてわざわざ定食名にも書かれているタルタルソースである。



海苔の味噌汁を一口飲んで、マグロカツ一枚目を行こう。タルタルソースは少し甘め、かつピリッとした味がする。これで食べるマグロフライは軽く上がっていて、ご飯にもなかなか相性が良い。

小鉢のゴボウは味噌味かな。キュウリ揉みはあっさり塩味、おひたしは出汁の味が強めと、バラエティに富んでいる。この辺を順番に食べながら、マグロカツでご飯を食べ進む。タルタルソースの味が気に入ったので、残ったものを最後はご飯にかけて、沢庵とともに締めくくった。

美味い夕食に満足して、この後は酒を飲まずに健康な夜を過ごすのであった。



いつもここに来ると素材の数を数えたくなるのだが、ご飯、味噌、海苔、ネギ、沢庵、マグロ、キャベツ、マヨネーズ、パセリ、牛蒡、ゴマ、ラディッシュ、キュウリ、ナス、大葉、水菜、エノキ、人参、玉子で19品目ということにしておこう。
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20211026最近読んだ本

2021-10-26 23:22:38 | 読書
■「町かどの穴」R・A・ラファティ
ラファティ、久しぶりに読むが、こんなんだったっけ?

■「噛み合わない会話と、ある過去について」辻村深月
過去と他人に拘ってはいけないという教訓。

■「大日本帝国の銀河4」林譲治
ヒトラー、スターリンが早々と死亡。世界の力関係が大きく変化していく。

■「開署準備室」松嶋智左
市町村合併に伴い、新たな警察署が開署される。開署直前に次々と起こる不思議な騒動は何を意味するのか? ちょっとやり過ぎ感はあるが、面白い。

以下、図書館の4冊。
■「文・堺雅人」堺雅人
まっとう。

■「このあいだ東京でね」青木淳悟

■「デギュスタシオン 男と女とワインの15の物語」渋谷康弘
ワインには物語があるなあと思わせる短編集。最近、私個人としてはワインリストから選ぶような店に行ってない。ちょっと寂しいことかも。

■「誰かに話したくなる恐竜の話」平山廉
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昨日中国、今日はタイ

2021-10-24 13:42:59 | 食べ歩き
冬に向けて靴を買う必要があり、昼前から外出する。ちょうど良いタイミングでタイ料理の「S」の前を通りかかったので、久々に行っておくか。

時間が早かったが、先客2組×2名がすでに食事中だ。一番小さなテーブルに座り、豚のバジル炒め乗せご飯を注文。最初にランチセットについてくるサラダが出てくる。



これを食べていると、あっという間にメインが出てきた。



辛さは通常3辛のところを2辛にしておいたが、それでも辛さで汗が出てくる感じ。ご飯は全部崩して、目玉焼きと豚肉も混ぜ込んで、途中からナンプラーも追加して食べる。ご飯はタイ米だけに、ひき肉と汁を混ぜ込んだ方が、美味しく食べられるような気がする。

一緒に辛いスープを飲みつつ、食後はグレープフルーツジュースでさっぱりする。



久々に食べたけど、安定の味、やっぱり美味かったね。



この後、靴を購入し、新古書店に立ち寄り、図書室にも寄ってから帰宅。図書室のある西区民センターでは期日前投票が行われている。かなり出足は好調なようで、ひっきりなしに車が駐車場に出入りしているのだ。テレビは寝かせた子を投票終了まで起こしたくないようだが、どうなるのかな。
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ちょっと琴似散歩

2021-10-24 13:30:07 | いろいろ写真館
少しは歩いた方が良かろうと、買い物などをしながら、ちょっと横道にもそれる。結果として、今日は6474歩歩いた。

琴似の飲食店街にある焼肉店。「感染防止対策実践店」のマークがあることから、今も営業しているようだ。ここに入るのはかなり勇気がいる。



近所の焼鳥店は11月1日までは休業を続けるらしい。「私事」でもなく「事情」でもなく、「私情」により休業なのだそうだ。言葉知らずなのか、それとも「新型コロナ対策に不満あり!」といった店主の感情が溢れ出たものかと思ったが、近年「私情により欠席します」という言い回しが一部で使われているらしい。検索するとその事例が出てきたが、正直なところあきれ返った。言語は変化するものだが、現時点ではこれは誤用である。


→お店の名前は消しておきました。

JR琴似駅に近い韓国ショップでの購入品。最近、唐辛子の辛さに弱くなってきて、辛くないやつを中心に購入。



1963年製造開始、韓国初の即席麺。ピリ辛だそうだが、これは思わず買ってしまった。



そして、韓国麺業界の今のトレンドはチーズ入りらしい。これはチーズラーメンのようなもので、世には汁なしと汁ありがあるらしいが、これは汁ありと思われる。店にはとにかく袋麺、カップ麺の種類が沢山あって、興味をひかれた。

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電車通り辺りで時間つぶし&閉店312

2021-10-23 13:34:13 | いろいろ写真館
ギャラリーのオープン時間を待つため、電車通り辺りを歩いてみた。天候の変化の激しい日であったが、この時間帯は幸い雨に降られなかった。南9条西6丁目から南下を始める。



何か建物が無くなったみたい。この辺は全く詳しくないのでピンとこない。



電停中島公園通。



居酒屋のメニューが魅力的。松茸どびん蒸し(値段からして国産ではなかろうが)を頂きたい。



そういえば老舗の蕎麦屋さんがあるのだ。



ええっ、10月18日で閉店!?。新型コロナで先が見えず、店舗老朽化のため休業とのこと。「長年にわたるご愛顧、心より御礼申し上げます」とあるので、再開することはないのだろうなあ。





ここは私が社会人になってすぐ、会社の先輩に「蕎麦の会ってあるんだけど」と誘われて来た店なのである。先輩と言っても社長、部長(今思うと40代前半かも)ばかりだったので、メチャクチャ疲れた記憶しかない。それでも、いい思い出だよね。

入口の石畳と店内の様子。





酒を売りにしている店となると、なかなか厳しい。





昔ながらの蕎麦屋さんというのも、減りつつあるね。



また電車通りに戻る。



ちょっと東方向に寄り道。スープカレーの店か。「2名以上のグループはお断り」と掲示があるのだが、1人客しかダメってこと? こういうのを見ると、「2名までOK」のつもりで書いているのか、「2名はNG」なのか、実に分かりにくい。数学をやっていた人の場合は「以上・以下」と「超える・未満」の表現を間違えることはありません。



こちらはサンドイッチ屋さん。ちょっと面白い店がいくつかある。



静修高校の鐘。



謎のボタン。信号機用なのか。



自転車を捨てちゃいかんよ。





CAI03から幌平橋に向かう道だが、思った以上に歩道が広い。前回は真冬に来たので気がつかなかった。



そして創成川を渡る。



写真で見るとそうでもないが、結構な大木がある。昔は原始林だったのだろうな。



終わり。
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20211023ギャラリー巡り

2021-10-23 13:30:13 | 美術・アート
本日は市民→三越→SONY→スカイホール→さいとう→創→CAI03の7カ所。

雨も上がり爽やかな秋空の中出発。しかし、そこそこ寒い。そして後で冷たい雨が降ってくるのだ。



■札幌市民ギャラリー「第95回記念道展」。いつもどのくらい写真を公開すべきか悩むのだが、気になったものを何点か公開したい。
塚崎聖子「雲に懐かれる人」:クラシックな佇まい。



熊谷文秀「WALKER」:ゾートロープマシン(ストロボライトを使ったパラパラマンガ様の映像が見える)になっており、タイトル通り人が歩く姿が見えるのだが、かなり面白い変化をするので、実物をぜひご覧いただきたい。



吉川聡子「今はまだ見つめているだけ」:今年の6月に亡くなった吉川さんの作品。ああ…。



経塚真代「今日辿り着いた記憶の先に」:私もこんな風に休みたい。



金子道雄「緑結晶壺」:写真がイマイチだが、綺麗な表面の仕上がりである。



竹津昇「昔の玩具店」:田舎の風景を描く印象がある作家だが、都会的な、しかし懐かしい風景を題材に持ってきた。



浩而魅諭「SubRosa~eyes~」:パッと見て驚く、なかなか無い作風。



野澤桐子「人形遣い」:何事か不穏なものを想像させる作品。「人形つかい」じゃないので、ハインラインとは関係なさそうだ。



西村司「Lionの森」:独特の紫フィルターとシンボリックなイメージが好み。



折目桃子「朝焼けの音」:いつもモコモコとした物体の質感が目につく人。



川上直樹「国境地帯ー風声の宴」:今回も国境地帯の厳しさではなく、一片の優しさ楽しさが感じられる作品。



伊藤貴美子「偶有性の森1」:森の緑とそれに伴う光を表現した作品のように見える。高い所に掲示され、写真の遠近補正も上手くできなかったので、微妙な写真になってしまって申し訳ありません。新会友になられたようで、おめでとうございます。



会場に入るときに観覧料を払うのだが、朝一のせいか、手順がメチャクチャだった。せめて、それぞれの担当の方が何をするのか、分担くらい決めておいてください。



■さいとうギャラリー「武石英孝「薔薇」」。展覧会のないB室で一点だけ展示されていた作品。





A室「柴田直樹写真展」もなかなか素敵な風景写真であった。

外に出ると、また雨だ。しかも結構強く降ってきた。



昼食後、ほぼ雨は上がり、中島公園へ。山内壮夫「森の歌」を見ると、「聖(セント)マッスル」を思い出す私は少々ヘンか?



普段と違う道を通ると、水天宮があるのに初めて気がついた。





この後、CAI03に向かうのだが、13時開場とあって時間調整が必要だ(現在、12時20分)。電車通りを少し歩いてみることにした。

坂坦道「協力の像」:中学校の美術家教諭を勤めていた坂の作品。



川田静子「寧静」:静修高校の小公園のようなところにあった彫刻。演劇部が昭和60年の全国大会で最優秀賞・文部大臣賞を受賞した記念に、全道展会友の川田が制作した彫刻なのだそうだ。校庭内への立ち入り禁止表示が無かったので撮影させていただいたが、なかなかこれを知る人はいないのでは。



■CAI03「交わる水」。伊波リンダ「デザインオブオキナワ」「searchlight」の計23点(1点だけ動画、他は写真)が展示された展覧会。今も続く、沖縄の基地工事や米兵の様子を写したもの。簡単な気持ちで見ることができない。



小田襄「風景の夢」:地下鉄幌平橋駅に戻るときに、中島公園内で発見。いろいろ反射して、形が見づらい。



結構歩いたね。
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街中華的に

2021-10-23 12:00:42 | 飲み歩き・大通周辺
今日はなんだか街中華気分になり、大通付近の「OS」へ。ここは街中華ではなくチェーン店なのだが、一人で行って数品注文できるのはここが一番だからな。通常の店だと、炒飯+餃子で限界、しかもビールが飲めないというのが私のキャパシティなのである。

まだ時間が早いのでカウンター端の席を無事に確保し、紹興酒とおつまみ盛りでスタート。きょうのおつまみ盛りはネギの効果が大だ。





おつまみメニューの中に、私がかねてより希望していたザーサイキムチが遂に登場。キムチ、ザーサイの単品は前からあったのだが、一人で食べるとちょっと持て余すのだ。それゆえハーフ&ハーフがあればと思っていたので、期待通りのメニューなのだが、予想外だったのはその値段。キムチ150円、ザーサイ200円で、それが合体したならば175円(まあ180円で良いか)で出してほしいものだが、なぜか230円なのであった。もしかして、量が増えてるのかな。それだとよけいに持て余しそうだしと思いながらも、次回は頼んでみることにしよう。

さて、中華料理らしい次の注文は回鍋肉。油が全体に回っており、熱いし味が濃い。これで良いのである。



もう一品、中華らしいところでニラレバ炒め。これも定番の味で、途中からラー油を少し回しかけて食べた。



無理せず、このくらいの量にしておこう。久々に中華で軽く一杯、楽しめた。
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20211022最近読んだ本

2021-10-22 23:24:54 | 読書
■「亡霊ふたり」詠坂雄二

■「星詠師の記憶」阿津川辰海
水晶を通して未来を見ることが出来る星詠師。彼らが集まる場所で起きる殺人事件とは? 途中までファンタジーではないかと不安だったが、未来予知ができるという設定の下における、本格推理小説であった。驚くべき技巧と着想だ。

■「ネットワーク・エフェクト」マーサ・ウェルズ
主人公の語り口調がとにかくいい。

■「月夜のグルメ1、2」舞城王太郎、奥西チエ
疲労のあまり、マンガに逃避(再読)。

■「ひとりぶらりごはん」柘植文
再読。

■「酒と恋には酔って然るべき7」はるこ
恋の方が大きく進展。

■「烈海王は異世界転生しても一向にかまわんツッ3」板垣恵介、猪原賽、陸井栄史
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