散歩日記XX

主に趣味の話を書いているブログです。

20220924ギャラリー巡り

2022-09-24 15:37:26 | 美術・アート
本日はエッセ→大丸→道銀駅前支店→道新→カナモト→SONY→さいとう→スカイホール→三越→らいらっく→大通→富士フイルム→オマージュ→レタラ→トラムニスト→資料館の16か所。昼酒を飲み、重い荷物(本)を背負ってよく頑張った。

■カナモトホール会議室「ドニフェス2022」。小物の物販が多く、あまり興味を惹かれない。私、欲しい「物」ってほとんどないのだよ。



■αプラザ「やまぐち千予作品展「Sweets,sweets」」。展示室に展示されている写真は出来上がったスイーツばかりであったが、モニターではスイーツを作っている途中の写真もあり、面白かった。

■さいとうギャラリー「栃内忠男「三箇のリンゴ」」。今日は照明が特に抑え気味で、これが限界。



■スカイホール「安積徹 日本画展」。
「蝦夷松橅落葉図」:そこに落ち葉の森が出現したかのような大作。見事である。

■三越ギャラリー「‐墨画の世界‐ 小玉茂右衛門 古希記念 墨画展」。細密な植物画には心惹かれるところがある。

■ギャラリーレタラ「前川アキ絵画展-季節の透き間」。
「睡る華-宙」:暗闇に浮かぶ紫陽花と蝶のような、ファンタジックな雰囲気だ。



「季節の透き間」:緑、赤、青と大胆な色使いながら、影の感じも出ており良い作品。



■トラムニストギャラリー「かつて、ここには」。出展作家は大橋英児、白濱雅也、森利博で、炭鉱跡や無くなってしまった集落跡、囚人道路などを撮影した「廃墟」的写真展。ただ、単なる「廃墟あつめ」ではなくて、しっかりテーマとして考えられている気がする。

初めて行ってきたトラムニストギャラリー。





見終わって、南5条の中通りを歩いてみる。



面白い集合住宅が多い。ここは2階がぐっとせり出して、会社が入っているようだ。



こちらは温室テラスのようなものが付設されている。



大きな石は作品ではないものの、住宅のシンボル的なものか。



この後、資料館を経て大通公園に戻り、しばし休憩。今日はトータル24,903歩、17.5km歩いたので、とにかく疲れた。

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パセオファイナル(2)

2022-09-24 11:56:31 | 飲み歩き・札幌駅周辺
一度「パセオファイナル」という記事を書いてしまったので、その第2弾である。来週の土曜日は10月に入り、パセオも全店閉店しているから、多分今日が私のファイナルになるであろう。

やっぱり最後はビアホール「L」へ。まだ11時ちょっとすぎで席には余裕があるため、テーブル席を確保。前回良かった特製ビヤホールセットはローストビーフがまだ仕上がっていないということで注文不可。じゃ、とりあえずパーフェクト黒ラベルを注文。



少し前から試しているソーセージ1本シリーズから、今日はヴァイスブルストを注文。これ、素材の味がダイレクトに分かりやすいと思う。



2杯目はエーデルピルス。そしてつまみは伝統の品、ニシンのマリネだな。



これは間違いのない味。



(多分)これにてさようならパセオ。
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定期検査の日

2022-09-24 10:32:13 | 食べ歩き
本日は3か月に一度の定期検査の日である。6時に起きて、空腹のまま8時前に家をでる。小雨だが、長そでシャツ・上着無しで寒くはない。

思ったより早く病院に到着し、内科の受診順は2番目となった。いつもの通りの検査と問診を終えて(薬を飲んでいる限り、数値はすべて正常なのである)薬局へ。今日は薬局が混雑しており、最初は店内に入れなかったくらいである。しかしながら、薬を貰って10時にはすべて終了。いつものことながら早く終わる。

さて、猛烈に腹が減った(井之頭五郎調)。しかし、今日は昼に行きたいところがあるから、あまりガッチリ食べるわけにもいかず、APIAの喫茶店へ。しかし、1店目はこの時間からほぼ満席、もう1店はなんと閉店しており困った。結局、ASTY45のパン屋さん&カフェに入り、コーヒーとパウンドケーキ(レモン)を食べる。



モーニングセットの方がお得な気がするんだけど、今日の流れではちょっと多いのよね。ともあれ、少し胃に食べ物を入れたところで落ち着いた。次はとりあえず本屋さんに行こう。

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久々の仕事飲み

2022-09-22 22:14:06 | 飲み歩き・すすきの周辺
今日は久しぶりに仕事関連の飲み会で、業務終了後に外出する。その会合は札幌駅の北口から数分の所にある居酒屋「H」へ。内容は刺身盛り合わせ、キンキ焼き(サイズは小さい)、煮物、天ぷら、冷製うどん、シャーベット等。飲み物はハイボール、レモンサワーなどを飲んだ。

グループごとの個室だったが、店全体としてはかなり活気があり、賑わっているようだった。東京から来た人との顔合わせの意義もあり、それはそれでよかったかと。

祝日前だし、今日は大人しくと思って出かけたのだが、ついつい電話で空席を確認してからバー「N」へ。1杯目は積丹のジン、瑠璃 Hokkaido Niwan 4:46amを使ったジンソニック。似湾山林(Niwanって地名だったのか)で採取したエゾアカマツを主とした北海道のボタニカル(植物)が入っているそうだ。

 

確かに他のジンとは異なる、かなり強い植物の香りと味わいがあった。

2杯目はちょうどシャンパンが開いたところで、イエーガーマイスター+何か?+シャンパンのカクテル。シャンパンに苦いリキュールを入れるレシピは他にもあり、これもなかなか良いカクテルになったと思う。



しかし、シャンパンのカクテルって全部酒だから結構酔うんだよね。この辺でやられてきて、帰ることにした。1軒目でまあまあ飲んでいるとはいえ、酒が弱くなったかも知れないな。今日は会社関連のものを持っていないから良いのだが、気を付けた方が良さそうだ。
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20220922最近読んだ本

2022-09-22 18:11:56 | 読書
■「物語で読む国宝の謎100」かみゆ歴史編集部

■「O.tone Vol.167」
「焼肉の引力」特集。まさにこの本を買った日は焼肉を食べてきた。

■「冤罪と人類」菅賀江留郎
戦後日本で起きた冤罪事件を深堀するとともに、そこに潜む日本人の特質、いや人類の特質に迫らんとする本。

■「星霊の艦隊2」山口優

以下、図書館の4冊。
■「なぜ時代劇は滅びるのか」春日太一
一つのジャンルの死は他にも通じるのではないかと思う。

■「日本懐かし団地大全」照井啓太
私も4歳のころまでいわゆる「団地」に住んでいたのだが、北海道千歳市なのでスケールは極めて小さい。これに取り上げられているのは、首都圏などのマンモス団地である。私もたまたま南砂住宅に足を踏み入れたことがあるのだが、団地の敷地内にスーパーマーケットを含む商店街があるくらいで、相当な規模なのである。

■「潮首岬に郭公の鳴く」平石貴樹
横溝ワールド(親族のドロドロ)を現代に持ってきたような違和感。

■「休日はコーヒーショップで謎解きを」ロバート・ロプレスティ
最後の短編は完全なミステリだが、それ以外は何となくアメリカ文学の香りを感じる。
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少し淡泊に過ぎる

2022-09-19 12:04:17 | 食べ歩き
(個人的)4連休の疲れも出てくる頃、今日は外出しなくても良いなと思っていたのだが、図書館から借りていた本を返しそびれていた。土曜日の夕方に返したつもりだったのだが、薄い本を1冊見落としていたのだ。雨が降る前に返しに行くかということで、しぶしぶ外出。

外に出るとなると、昼食を食べようということで、久々のラーメン「H」へ。今朝はちょうど食べるものが無く、菓子をつまんでしのいでいたので、ガッチリ食べますか。

開店直後に入り一番目の客となったので、カウンター隅の席を確保。今日はまだ食べたことのない味、中華そば塩と一度は食べてみたいと思っていた炙りチャーシュー丼(小)を頼んでみる。

ほどなく中華そば塩が到着。麺は細麺で茹で加減は良し。スープは魚っ気が前面に出たが(鶏も使っているとのこと)、塩味も強くなく淡麗な味。しばらく食べてからチャーシューの上に乗っているすりおろし生姜をスープに落としてみる。



生姜を入れても全体の感じは崩れず、綺麗な味わいのままである。但し、あっさりした麺類としては良いのだろうが、「ラーメン」としてはもう少し下世話なところも欲しい気がするのはわがままか。

というところで、炙りチャーシュー丼だ。こちらはチャーシューの角切り(美味い)に加えて、チャーシュータレで味を付けているので、ボリュームを増すとともに、ちょっと濃いめの味を加える効果がある。



やっぱりたまに食べるなら味噌らーめんかな。後は未食の辛味噌と担々麺もあるんだよね。



この後、図書館に立ち寄ってから、すぐに帰宅。その後、雨が降ってきた。
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ちょっと後志(5)帰りの一杯

2022-09-18 16:10:59 | 飲み歩き・北海道内
小樽駅方面に戻り、日曜日は14時に開店する「T」へ。店名の前についている「角打ち」という表現は、経営が酒屋さんだからであるが、この場所は飲み専門だし、基本的に立ち飲みでは無い。

まだ客は少なめで、カウンター席の端に腰を下ろす。注文は酒カウンターというところで直接酒を注文するのと、食べ物類は注文シートがあるので、それに記載して持っていき、その場で金を払うシステムだ。

まずは後志地方に来たということで、二世古の秋あがりを注文。スッキリしつつも、食中酒としての実力がありそうな感じ。



つまみはそんなに腹が減っていないので、酒場冷奴というのを頼んだら、思いがけないものが来た。



豆腐の上に大量のフライドオニオンとネギが乗り、ポン酢で味付けしているようだ。それぞれ味を見るよりも、ざっくり混ぜて、豆腐をザクザクとしたフライドオニオンの歯触りとさっぱりした酸味で食べるのが良い感じだ。

2杯目は北海道産のワイン。銘柄は全く聞き取れなかった。



ここでグループ客が増えだしてきたが、店内は予想していたよりもかなり広く、グループ客は奥の方の離れた席に行ってしまうので、幸いである。



追加注文はやげん軟骨とつくね。



やげんは少々平凡だったが、つくねはかなり出来が良い。食べると肉汁がしたたり、タレがあっさりしている所が良いのだ。



ということで、日曜日の昼下がりだから、2杯2品(焼鳥は2本で1品と数えよう)で切り上げよう。



この後、バスに乗って帰宅。さほど歩いていないのだが、なんだか疲れた。
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ちょっと後志(4)斎藤清

2022-09-18 14:37:02 | 美術・アート
岩内からバスで約1時間半、小樽駅に到着。小樽駅前の紀伊国屋書店へ行くが、購入したい本は無し。

同じビルの1階にある蕎麦屋さんが今年の5月以降休業になっているのに気が付いた。



その後は小樽での目的地へ移動。雨は幸いなことに上がっている。

■小樽芸術村旧三井銀行小樽支店「斎藤清版画展-新収蔵作品を中心に-」。浮世絵よりも知名度が低いのか、観覧者はほぼゼロ。私が出るときに数名が入ってきたが、ちょっと寂しいな。

「稔りの会津(8)」:紅葉や秋の深まる緑が分かる作品。
「稔りの会津(9)」:こちらは稲穂の黄金色が印象的だ。
「会津の冬(47)柳津-王町」:版画とその場所と思われる写真を並べて展示する一角があった。版画の中で家の屋根に積もっている雪は「これはいくらなんでもデフォルメだろ」というように見えるのだが、写真の雪はさらに多く積もっているように見える。恐るべし会津である。

「会津の冬」シリーズ:ほとんどモノトーンで、建物の茶色が少し使われているくらいで、見ていると憂欝になる。
「会津の冬(90)野沢(2)」:そんな中でも、わずかに色を取り入れた作品もある。これは交通標識の赤と青がさりげなく使われているのだが、それだけでも少しホッとするのだ。
「会津の冬(93)金山町」:こちらは道路等の淡いグリーンがぼんやりと浮かぶ作品。

「競艶」:体の部分に木目模様を浮かび上がらせた、5匹の猫。猫シリーズの一作である。
「目(13)」:桂の版木を鉄の棒で引っ掻いたところ、木目が浮かんだのでそれを作品に生かしたとのことであった。

いつものことながら、旧三井銀行小樽支店は何度も見ているため、観覧料の1000円が500円だったらいいなと思う。

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ちょっと後志(3)帰ってきた

2022-09-18 13:30:39 | 美術・アート
食事を終えて、外に出ると少し雨が強くなってきた(とはいえまだ小雨という範疇か)。



マリンパークの方向へ。



「日本国有鉄道岩内線開通当時の岩内駅」の碑を発見。初めて存在に気が付いた。



そして、岩内に来た目的はもちろんこれである。

■木田金次郎美術館「帰ってきた木田金次郎」。木田の作品を個人で所有していた人から寄贈、または寄託された作品を中心に展示する展覧会。
「波と夕日」:ゆったりとうねるような波の表現が良いのだ。
「岩内港」:木田の初期作品は明るいものも多く、とても気持ちの良い晴れた岩内港を描いたもの。
「ホリカップ」:木田の後期作品には早描きのためか、薄塗りのためか絵の具がかすれたように見えるものもあるのだが、これはたっぷりと絵の具の乗った、艶のある作品。

「りんご」:りんごを描いた作品もいくつかあるが、これは両角弘子氏が若い時に購入した作品。いいと思う。
「荒磯に咲くハマナス」:これは若い両角氏が作品購入したのを気遣い、木田が(多分)おまけで渡したという作品。海と崖、ハマナスを手前に描いた、なかなか素敵な小品である。



しりべしミュージアムロード共同展として「MR(ミュージアムロード)あいうえお 木田金次郎と後志の仲間たち」という展覧会も開催されていた。小川原脩、木田金次郎、西村計雄、藤倉英幸の作品が展示されている。

せっかく岩内まで来たのでお土産を買おう。道の駅ではなく、個人営業の菓子店へ。



「いわないべに子のともだち」というタラコを模したお菓子や、「いわないホップちゃんまんじゅう」という岩内のホップエキスを入れたお菓子を購入。時間が無くなりバスの椅子に広げて撮影をする。



それにしても移動が往復4時間はかかるので、あわただしい限りである。本当は宿泊して夜の街に繰り出したいところだ。

帰りは比較的空いたバスで小樽へと向かう。

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ちょっと後志(2)連続寿司

2022-09-18 11:32:08 | 食べ歩き
昼食をどこで取るか。一番行ってみたかった食堂は日曜日は営業していないようだ。道の駅からすぐのところに立派な寿司屋さんがあったが、腰が引けてしまい、前回も訪問した「M」寿司へ。いかにも町のお寿司屋さんというところが好ましい。

早い時間にもかかわらず先客が2名いたが、ちょっと間を開けてカウンター席に座る。そういえば昨日の夜も寿司を食べているからなあ…。今日はちょっと控えめに握りの中寿司(並、中、上、特上とある)にする。そして前回は頼めなかった酒を発注。



コップに並々と日本酒(常温)が入り、ホッキ貝ひもの酢味噌和えが付いてきた。酒はまあまあ、ホッキは美味い。これはビールでなくて酒の方が合っていると思う。

そして皿盛りの握りが出てきた。ホッキ、イカ、白身(平目か)、サーモン、甘えび、ホタテ、イクラ、鉄火巻きである。



一番美味いと思ったのは意外にもイカかな。身に厚みがあるとともに、新鮮さが感じられる。それ以外の魚もちゃんとしているが、寿司飯が美味いよね。ベテランの大将の味付けなのだろう。そしてサービスの椀物は魚のすり身が入っていて、やけに美味いのだ(後、茶わん蒸しもサービスらしいがやめておいた)。



今日も良い食事だったなあと思って勘定をしてもらうと、寿司と酒だけの値段のような気がする。「あれ、通しはサービスなんですか?」と聞くと、「いや、あれはホッキのひものとこだしさ」と大将。「でも、ひもの所は大好きなので、美味かったですよ」というと、「酢味噌で味つけて冷して食べたらね」とのことであった。

全国酒飲みファンのみなさん、酒を頼むとつまらない通しが出てきて「そうじゃないんだよなあ~」と思うことが無いだろうか。ここは安心して酒を頼んでも大丈夫。ぜひ、昼から一杯やって下さい。私も次回は寿司を「並」にして、刺身を切ってもらおうかなあ…。

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