ヒューマン日記

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シャイロックの子供たち

2012-02-06 05:41:31 | 日記
「シャイロックの子供たち」 池井戸潤著を読みました。

シャイロックはシェークスピアの「ヴェニスの商人」にでてくる強欲な金貸しの

ことですがこの小説は、筆者が銀行マンだった経験から銀行で働く人の生きざまを

題材にしています。

ヒューマンはメーカー出身ですが、銀行における出世競争やノルマ達成の猛烈さを

人間模様を通じて小説にしています

減点主義による本流から外れたサラリーマンの悲哀などは共感できるものがありました。

池井戸潤は「下町ロケット」を読んで、はまってしまいました。

北の旅人さんから佐々木譲を紹介され、夢中になり、今は池井戸潤を読みあさっています。

一人の作家に夢中になるという単純な性格なのですね。


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