伝わることは楽しい ということ

ある日、ある時突然解る様になった。
何を言っているのか即座に解る。
単語の繋がりが解る。
すると話すことが面白くなった。

話したいように話せば良い。
伝わるかどうかなどかまわずに出たとこ勝負で話せば良い。
伝われば面白い。

旅の恥じはかき捨てという。
意味が違うが恥ずかしい事はない。
個性で話せ。

単身駐在。
外国語の事です。

突然思い出したのです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

ももは最高と云っているのだが

今朝は今年最低気温　だと思います。
指先のかじかみ具合からそう思うのでありますが
ももとしては今朝はことし最高の気分の様で
いつもより多く歩いておりました。
歩く速度はいつもと同じものだから
私としては今年最低の朝の散歩と云うことになりました。

寒いのは嫌いとではないのでありますが
指先の痛みは感覚を鈍くするばかりではなく
何んとも情けない気分にするのです。

いつものように歩いていると
いつものように色々な人が話しかけて来たりしたのです。
夫婦ずれとおぼしきふたりが相当な年だな　などと
話しているのが聞こえてしまうのであります。

私の事か　と思ってもここで振り返ると
認めたことになってしまう様な気になって無視をするのです。

ももも当然のごとく無視するのですが
私が見る限りこれは意識の外と思うのです。
その根拠は言葉が通じないからで
もし通じたとしたら猛然と抗議すると思うのです
これは確信であります。


知らないと言うことは
雪の上で遊ぶより余程幸せなことだと教えたいのですが
手段がありません。


通じないことは不幸なことです。