先日歩いた小野路は林の道あり、田畑あり、竹林あり、果樹ありで面白かった。
歩き始めてすぐにブルーベリーが実っていた。
栽培と言うほどではないが、他にも何カ所かで見た。
ビワはまもなく食べ頃になりそうな様子だった。
牛舎の近くには多数の細かい花が花序を作っているのがあった。
コアジサイだ。アジサイの仲間だが装飾花はなくて大きさ4mmほどの両性花ばかりだ。
花の形は、普通のアジサイで草食花の中に隠れている両性花とほぼ同じなのだ。
少し離れた山道では背が低く装飾花も付いて咲いているのがあった。
ノリウツギだ。コアジサイより両性花が密なのでふわっとしている。
ところどころでナルコユリがまだ咲いていた。
ここでは株立ちみたいになっていて面白かった。
もう花は終りに近く、すでに実ができはじめていた。
実はもう少し大きくなって黒く熟すはずだ。
ナルコユリの近くのナワシロイチゴの花でダイミョウセセリが蜜を吸っていた。
小野路では、咲いていることを期待した花があったのだが場所も分からず気配も感じなかった。
それでも植物や虫たちの種類が多く、これからもときどき訪ねてみたいと思った。