
今年は自然観察のためあちこち出歩くことが少ないので、会うことが出来た昆虫たちの種類も少ない。
それでもシオカラトンボは数が多いし季節も長いので、よく見かける。

雌あるいはまだ若いシオカラトンボであるムギワラトンボも同じようによく見かける。
しかし春から初夏に出現するシオヤトンボに今年は出会うことが出来なかった。

シオカラトンボより少しごつい印象のトンボはオオシオカラトンボだ。

オオシオカラトンボも5月頃から秋まで活動するので、近所でも見ることが出来た。

オオシオカラトンボも雌はムギワラトンボのようだ。

ウスバキトンボも5月頃から見かけて、一瞬アカトンボと誤解させられたものだ。
その頃はずっと飛び回っていてなかなか撮ることが出来なかった。
最近ようやく草に止まってくれた。

ウスバキトンボはアキアカネやナツアカネに似ているがアカネ(赤トンボ)の仲間ではない。
アキアカネは1年1世代だけれど、ウスバキトンボは1ヶ月半ぐらいで1世代らしい。
ウスバキトンボは春に南の方から北上し世代交代を繰り返していくが冬には死に絶えてしまう。
近所でよく見る蝶のウラナミシジミと同じような振る舞いだ。