
上瀬谷を歩いていると草むらに何か朱色のものが目に入った。

葉を広げた中心に花が咲いている・・・。
朱色の花弁が鮮やか? トウダイグサの仲間のショウジョウソウだ。

花弁と書いたが実は葉の付け根から少し先までが朱色に染まっているのだ。
花は、中央の実のようなもの一つ一つが花なのだ。
ショウジョウソウは能「猩々」の面や衣装が紅いことに由来しているらしい。

ショウジョウソウの紅さはさほどでもないが、ショウジョウトンボは猩々を思わせる。
残念ながら、この画像は以前のもので今年はまだ目撃していない。

今の時期は赤トンボもまだなので、見かけるトンボは圧倒的にシオカラトンボが多い。
そしてカップルがとても多い。

こういう水辺に産卵しようと、時が来るのを少し待っているところだ。
ただ残念な事に、これ雨上りの水たまりで、晴が続くと干上がってしまう。
シオカラトンボたちは、畑の畦に張られたビニールシートに向かっても産卵する。
なにか教えてやりたいのだが、方法が見つからない。