
泉の森、しらかしの池の畔。
片側は通路に石段があって釣り人が糸を垂れていたり通行する人も多いけれど、
対岸は草が生えていて歩く人は少ない。
白い花が少し広い範囲にポツポツと咲いていた。

マメアサガオだ。戦後(昭和30年頃)になって北アメリカから帰化したという。

名前の通り朝顔よりずっと小さいが、なかなかしっかりした花だ。
似た花に紫色のホシアサガオがある。そちらも近所で見られる帰化植物だ。

マメアサガオが咲いているところから少し離れたところに、2頭の虫がいた。

蝶はイチモンジセセリ、その前に止まっているのはヤマトシリアゲだった。
ヤマトシリアゲは黒っぽいのを多く見かけるが、夏の終りにはベッコウ色になる。
昔はベコウシリアゲと呼ばれたこともあるそうだ。

これは6年前に撮った黒い色のヤマトシリアゲ。
カップルで、雄が雌に獲物をプレゼントしているところだ。