東京駅は辰野金吾設計により建設され大正3年(1914)に開業。
関東大震災や太平洋戦争の東京大空襲で被災。
平成24年(2012)に開業当時の、赤レンガ造り、3階建て駅舎に復元。
全長約335メートル、幅約20メートル、尖塔 (せんとう)部を含む高さは約45メートル。
北口方向
南口方向
東京の中央駅で利用者も多いが駅前に雑踏は見えない。
バスやタクシーの乗り入れも少ない。
振返ると行幸通りが皇居まで延びている。
両側は丸の内のビル街だ。TOKYO駅とは地下街でもつながっている。
皇居方面に向かうと交差する仲通りは大手町から日比谷まで続いている。
内堀通りを渡ると桜田巽櫓(桜田二重櫓)が見える。江戸城唯一の隅櫓だそうだ。
この後、皇居・大手門から入って東御苑を散策し、北桔梗門から北の丸公園方面に出た。
東御苑・二の丸庭園
ただし北の丸公園には入らず千鳥ヶ淵方向に向かう。お堀端を日比谷方面まで歩くためだ。
代官町料金所の向こうに趣のある建物が見えた。
旧近衛師団司令部庁舎だ。陸軍・近衛師団は皇居の警護および天皇の儀仗兵としての任務を与えられていた。
全長、約95メートル。二階建て赤レンガ造り、スレート葺きで中央に八角塔屋がある。
東京駅よりもずっと古く、陸軍技師・田村鎭の設計により、1910(明治43)年に竣工した。