
このごろ上瀬谷の原っぱ辺りを歩くとシオヤアブを見ることが多い。

腹部の先端が白くなっているのは雄だという。

ここにもいたシオヤアブ。2頭が一緒にいる。

シオヤアブのカップルはこういう風に連結して、葉の上でじっとしている。
カップルの姿もここかしこで見られた。今がそういう季節なのだろう。

原っぱの道路際に緑のポールが一本立っている。
その真ん中辺りに何かがあるのに気づいた。

少しズームしてみると何かアブのようなものが止まっている。
ちょっと近づこうとすると敏感に飛んでいった。

しようがないので上の写真をトリミングする。
目がきれいな緑色に光っているのでアオメアブだ。
見る角度によって金色に見えたり紅かったりする。
シオヤアブなど多くのムシヒキアブは葉の上などで水平方向に止まるが、
アオメアブは草の茎などに垂直方向で止まることが多い。
多くのトンボが水平に止まる中でヤンマの仲間は茎などに垂直方向で止まるのと似ている。
面白いですね。それもトンボでもアブでもそれぞれ分かれるというのが
また面白いです。
昆虫界の怖いハンターであるシオヤアブやアオメアブ。
検索したら、いろんな虫を捕食しているアオメアブの写真がありました。
硬いカナブンや大きなトンボまで捕食しているのには驚きました。
逆にオオカマキリに捕食されているアオメアブも。
ハンターといえども無敵ではないのですね。
止まる姿勢の好みが縦だったり横だったりするのは何故でしょうね。
もちろん遺伝でしょうが、そういう選択をして進化してきたのには、
それぞれ利点もあったはずですね。
昆虫を研究している先生たちには先刻承知の常識かも知れません。
シオヤアブはよく見ますが、アオメアブはそう多くありません。
トンボまで捕まえますか。虫たちにとってはギャングですね。
カマキリはギャングを捕まえるギャングでしたか。