河原より畑のまわりで

例によって上瀬谷方面を歩く。
畑の傍に小学校があって子供たちのサッカー・チームが練習をしていた。
このグラウンドは軟式の少年野球チームが使っていることも多い。







ぐるっと歩くと円い黄葉のイチョウの木があって、
その先の海軍道路の向こうは通信隊跡広場が広がっている。







雌のモズが囀っていた木からそう遠くない所に別の高い木があって、
そこに小鳥の群がやって来て止まるのが見えた。







カワラヒワだ。一斉にやって来たかと思うとサーッといなくなってまた戻ってくる。

群れで畑に降りて何かを啄み歩く姿もよく見る光景だ。

脛に疵持つ

元来、粗忽なところがある慌て者。
先日、段差を急いで上がろうとしたところ、
左足を踏み損ね右足の脛を段の角に強くぶつけてしまった。
ちょっと痛かったが大丈夫と思っていたら、暫くしてズボンに血が滲んできた。
まくり上げて見ると脛が縦に２ｃｍあまり裂けていた。
出先だったのと痛みも少なかったのでティッシュと絆創膏で応急処置だけして、帰宅してから外科を受診した。
ｘ線写真では骨折していなくて、傷も縫うほどでもなく消毒してガーゼに包帯を巻いてもらった。
しばらくは消毒に通うことになった。

これで名実ともに、脛に疵（傷）持つ　男になった。

雌が誘う

ツバキの花を見ていた時に、どこかからモズの鳴き声が聞こえた。
近くを眺めても見当たらない。声を頼りに探すと遠くの梢にいるのを見つけた。







尻尾を振りながら盛んに囀っている。







メスだ。モズの雌が、このように囀るのは雄を呼んでいるのだそうだ。







どこかに雄がいるだろうかと探してみると背後のツバキの木のてっぺんにいた。







こちらは囀ることなく悠然としている。
雌雄は５０ｍ以上離れているが互いに気付いているのだろうか。







その後も雌は囀り続けていたが、そのうちどこか下の方に姿を消した。
雄の方も見えなくなったので、その後は分からない。







これは３年近く前に見たモズのツガイ。今回のモズたちも上手くツガイになっただろうか。

寒いのに頑張っている

上瀬谷の畑の傍に何本かのツバキが植えられている。







赤、ピンクそれに白い花が咲いていた。先月から咲いていただろうか。







花に誘われて来たのはヒラタアブの仲間だ。
寒くなっても花のお手伝いをする虫はいるものだ。






おや、チョウの仲間までいた。







イチモンジセセリだ。
幼虫か蛹で越冬するらしいが、寒いのに頑張っている。







ベニシジミとかキタテハなどもまだ姿を見ることがある。
もちろん数はぐっと少なくなっている。






チョウばかりでなく赤トンボも。






たまに飛んでもすぐフェンスの上に戻って、翅を低くして休んでいる。
だいぶ寒さを感じているのに違いない。

歩いて、見た実

先日、泉の森まで往復をウオーキングした時に見た木の実たち。
と言っても、泉の森までの道中で撮ったのは、このクチナシの実だけだが・・・







クチナシの実は、おせち料理などの栗きんとんの黄色を出すのに役立つ。







泉の森の水車の傍にはイイギリの紅い実が垂れ下がっている。







イイギリの実はヒヨドリの大好物だが、まだ早いようだ。
食べ頃はお正月前後なのだろうか。







いらかしの家の庭には黄葉の大きな木があって、黄色い実がいっぱい。







ムクロジの実だ。
実を拾って、中に入っている羽根付きの黒い玉を見つけるのは春近くかもしれない。







ムクロジの傍にはネムノキのひょろっと延びた枝に実がいくつか。







鞘には豆が5個ほど入っているようだ。

花もそうだが、草木の実の形も千差万別いろいろあって面白い。