新作について。

今連載中のロマンス小説ですが、 一組の姉弟と、二人の女が主人公の物語です。

誰が主人公とはいいませんが、華やかなヴィクトリア朝に生きる女と、新しい時代を生きる女。

まぁ今の時代は女性が社会で働くことには何の偏見も持たれませんが、100年以上前は違っていたかもしれません。

大方、貴族階級など上流階級に属する女性は家の事―家事は使用人に任せて、社交行事に精を出すことが大事だとされていたのですから。

ヴィクトリア朝に生きる女・エリザベスは、その価値観が当然のように生きてきましたが、「男性優位の社会を変える」という強い意志を持っているユージェニーとは相反するものがあります。

価値観が時代によって違うし、人それぞれ違いますから衝突するのは当たり前。


不倫についても書いていますが、そういったものが嫌だ、読みたくない！という方はお読みにならないでください。

嫌いであるのに読んで、「こんなもの書くな！」という苦情は一切受け付けません。

禁断の愛の結末も、色々と構想中です。