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いやぁ、またまた原作本を購入してしまいました。
これで読むのは三度目ですが、やはり面白いです。
「夜行観覧車」、ドラマも観てますが、原作とは色々と違う点がありますね。
1.ひばりが丘の住民達(ドラマに登場しているひばりが丘自治会婦人部の方々)が登場していない。
原作では、高橋家・遠藤家それぞれの視点で物語が進んでおりますが、小島さとこをはじめとするひばりが丘の住民達、特にひばりが丘自治会婦人部の方々は全くといっていいほど登場しておりません。
小島さんが暴走して高橋家に中傷ビラを貼ったり、窓ガラスを割ったりするのは同じですが。
2.志保と彩花の絡みは少ない。皆無といっていいほど。
ドラマを観るたび、志保の陰湿ないじめにムカッときておりますが、原作では彩花と志保の絡みはありません。
第四章で志保が彩花に嫌味を言う場面だけの登場で、勿論彩花とは学区が違うので、小学校時代からの親友という設定でもありません。
3.高橋家の主婦・淳子と、遠藤家の主婦・真弓は友人同士ではない。ただの“ご近所さん”。
原作では淳子と真弓の接点は殆どありません。
彼女達はただの“ご近所さん”といった感じです。
以上が、ドラマと原作との違いです。
真弓の空気が読めないところと、人の神経を無意識に逆撫でするところや、彩花の鬱屈した感情などは、原作よりもややオーバーに描写しております。
原作とドラマは別と割り切って観ておりますが、彩花の癇癪と志保のいじめシーンは少しくどいような気がしてなりません。
映像化するにあたり、色々と脚色する部分はあるだろうなぁと思いながら観てますが、7話で志保が一方的に彩花に言いかがりをつけているシーンにはムカッときました。
彩花は自慢したりしてないのになぁ・・万引きを強要するこの女を、「友達」と捉えているのか、わからない。
現実を見るのは辛いですが、なめられるよりも一人になった方がいいかもしれないなぁ。
残すところあと3話ですね・・どうなるのやら。