
9月22日から始まったドラマ。
2話から観ているが、この話は不妊治療のことがテーマである。
この世に、真の平等などない。
妊娠できる女性と、妊娠できず不妊治療をするも、子が授からない女性。
最近、幼児・児童虐待事件が増えている。
連日そのような事件をテレビで報道されているのを観て、何故腹を痛めて産んだ子を殺めるのかと思ってしまう。
望まぬ妊娠をしたからといって中絶するのではなく、子が授からぬ夫婦の元へ養子に出すのが、その子の幸せになるのではないか。
「女性は子を産んで当たり前」という考えが未だに根強い日本。
しかし、妊婦や乳幼児の親には厳しく、冷たい日本。
一部の非常識な親子連れ、妊婦の所為で、肩身の狭い思いをしている彼ら。
口先では子育て支援などと言いながら、女性が育児をしながら働ける環境整備をしない政治家。
妊娠したら退職を強要する会社。
少子化対策というが、出生率が下がるのは、社会の所為ではないのだろうか。
原作小説は既に購入したが、ドラマの最終話を観終わってから読もうと思っている。
このドラマを観終わって、「世の中の不平等さ」に改めて気づいた。