人間関係。

よくわたしは母から、「人とのコミュニケーションが希薄だ」と言われる。

確かに、学生時代余りわたしは同年代の人達とコミュニケーションをとるのが下手だった。

人見知りは激しくないのだが、相手の話を余り聞かない、話しかけても知らぬ内に相手を無視してしまったりと、誤解されるような行動ばかり取る。

友達は多い方ではないし、「根暗」な性格の所為で友達を作ることも出来ない。

わたしは他人とのコミュニケーションがまともにとれないのかと、自己嫌悪に時折陥っている。

人間関係すらまともに構築できない欠陥人間とは、わたしのような人間のことをいうのだろう。

性格というもの。

わたしは自分で言うのもなんだが、「根暗」だ。

余りグループで楽しくおしゃべりしたりするより、一人で過ごす方が落ち着く。

中学・高校時代、余りわたしは同じクラスの女子生徒達と仲良くなれなかった。

「根暗」なわたしは、明るくて友達が多いクラスの女子生徒達とは正反対な性格をしている。

高校二年までは仲の良い一学年上の先輩達二人と三人で過ごしていたが、三年になると一人で過ごす時間が多くなった。

一人で居るのは苦痛ではなかった。

一日中教室の椅子に座って読書をしたり、小説を書いたりするのが好きだった。

大学時代にはそんな「根暗」な性格を変えていこうとしたが、無理だった。

「自分を変える～」というタイトルの本がたびたび出版され、ベストセラーになっているが、「根暗」な性格をどう「明るくて友達が多く、活発な」正確にすべきなのか、今でも悩んでいる。

無職への恐怖。（愚痴注意）

今日、上司からまた同じことで何度も怒られた。

原因はわたしにあると思いながら、上司に平謝りし、黙々と働いた。

時折上司は、「言う事を聞かないとクビになるぞ。」と言ってくる。

ブックオフで本を売るときに、職業欄に「学生・アルバイト・自営業」の他に、丸欄で「その他」と書かれている。

懸賞には、職業を必ず書いてくださいと応募方法を記載しているホームページや雑誌の懸賞特集が多い。

今のわたしの職業は、「パートタイマー」だが、これがいつ「無職」となってしまうのではないかという恐怖を抱えている。

「無職」にならないように、上司の怒りを買わないように、頭を使って仕事をちゃんとしなければ・・

上司の言葉に少し傷つき、職場で少し涙ぐんでしまった。

人前で涙を流さないと、決めた筈なのに。