ウクライナへのロシア軍侵攻は、おそらくオリンピックの終わった後の2月21日頃になるのでしょう。
平和の祭典であるオリンピック中に侵攻しては、同盟国である中国のメンツをまる潰しにしてしまうからです。
侵攻が始まれば、NATOとアメリカの軍事協力が得られていない状態のウクライナは、たちまち崩壊するでしょう。
ロシアにとっては、NATO同盟を希望している、現在のウクライナ大統領が戦う事もなく、西側諸国に逃げ出して亡命でもしてくれれば目標達成です。
ロシア側にとっては、祖国の一部ともいえるウクライナに手を出した、NATO同盟国側の約束違反という大義名分がありますが、NATOやアメリカにとっては、ウクライナの大統領を支持するためだけという大義名分しかありません。
NATOとアメリカ軍は、20年間にも及んだアフガニスタン戦争に昨年敗北し、タリバンに追われて、首都カブールから航空機で逃げ出す様に撤退したばかりです。
強力な軍隊を保持している、ロシアと直接戦争することは無いでしょう。
日本の岸田総理が、先日、プーチン大統領と電話会談したそうですが、電話を切った後、日本に都合のいい事だけを言う、岸田総理の外交能力の無さに、タメ息をついているに違いありません。