山歩き、渓歩き

以前の山のぼり、渓流釣りなどのふりかえりと最近の風景を織り交ぜて。

別当代山

2020-10-12 20:39:29 | 登山

キノコ採りの隙間に。何時か登ろうと思っていた山です。

下湯島から入山、トンボ尾根、六万平などを経て別当代山へ。帰路は六万平から別当東尾根で上湯島に降りました。


登りはとにかく急です。単に急だけでなく危険です、岩の間を縫って木の根っこを掴んで這い上がります。


帰路も結構急で長い。それだけでなく道がわかりづらい。GPSを持っていてもいつの間にかルートロス、GPSも戸惑って?います。

 

まず、早川を渡って下湯島の西山発電所のほうへ

 

昔学校があったとか。石積みがいくつかあります。

 

しばらく沢沿いに登っていくと古いワイヤーが2本ありました。

 

ここを過ぎて、急で危険なトンボ尾根?写真で見るよりもっと急で怖い。

 

 

何とか1700mを過ぎると左手は広い笹原。

 

小尾根を巻いていくと沢です。雨後で水量は多い。

 

沢をつめていくとシダ?の群生地。

 

さらに沢の上流へ、水も枯れて広い鞍部 、ここが六万平(風花)?

 

鞍部から南へ登っていくと開けた所に出たがガスで展望なし。さらに西へ行くと別当代山三角点。タイムリミット15分前。

 

帰路ガスで視界不良。

 

タイムリミット過ぎればピストンもと考えていたがあの危険な急尾根はもう通りたくない。別当東尾根を下る。

はじめに述べたようにルートロスし易い。視界は悪いが右手のガレ場ぎりぎりを下る。

 

長く下ってようやく四等三角点。

 

もうこれで安心と思ったが急な細尾根も。この後にもまたルートロス。

 

ようやく滑河内の吊り橋を渡り上湯島へ。後はデポしておいた自転車で下湯島へ。

 

少し甘く見ていました。登りも下りも大変で疲れましたが無事下山することができ、ほっと安堵。。

これで今年考えていたバリエーションは一応終わりとしますかな。

ルート図

いずれ後程詳細を

 


黒覆尾根2

2020-09-23 21:12:25 | 登山

  (黒覆尾根 1はこちら)

田切岳からの下り。カンバの木につかまりながら急斜面を降ります。

 

赤椰岳へ向かってハイマツの海、以前のようにすんなりいきません。意外にここで時間を食いました。

 

赤椰岳山頂。ここからしばらくは一般登山道。

 

遠く空木岳への道

 

空木岳山頂。幾人かの登山者がいました。

 

駒石経由で駒ケ根のほうに下って途中マセナギで右手の道へそれ笙の笛山を目指します。

最近のトレランで道はかなりきれいに整備されています

 

笙の笛山です。以前一度行っているはずですが、かなり感じが異なります。大きめの山名板もありました。

 

以前と違って別尾根をくだります(降り口に自転車がデポしてあるので)はじめは笹も深かったのですが後半は踏み跡も明瞭。

 

ピッタリとゲート前の自転車の所に出ましたが、5時で暗くなる寸前でした。水も空になり道のりがとても長く感じられました。


これで数年来の念願の 黒覆尾根 縦走することができました。

それにしても、激藪漕ぎ、険しい岩峰の通過・巻き、急斜面のトラバース、噂どうりで精も根も使い果たした感じで もう年を考えるとこういう山登りもこれで卒業か?

 

さらにもう少し詳しくはマイ ホームページで。

 


黒覆尾根 1

2020-09-23 21:01:47 | 登山

かって伊那側から南駒ケ岳に登る登山道があったようです。

起点の黒覆山には二回、終点?の田切岳には一回登っています。がこの間は登っていません。激藪で恐ろしく峻嶮な所と聞いていました。

それでも何時かはと思っていましたが、年々体力の衰えなどで無理かと半分以上諦めていました。

今年はきのこもダメで 四連休後半がいい天気なのでこれはチャンス、ダメもとでと思い切って行ってみることにしました。

今回は与田切川の上流シオジ平自然園(今はやっていない)の手前の閉鎖ゲートから早朝暗いうちから歩き出します

与田切川の流れ、きれいです。

 

中小川登山道入り口(今は通行禁止)

 

土石流で心配していたオンボロ沢の渡渉、荒れてはいますが飛び石伝いに対岸へ。

 

土管の場所が少し変わっているイヌ沢

 

イヌ沢上流、荒れてはいますがはじめ流れの脇を、後はジジグザグに登っていきます。

 

1919mの少し先ののコル。ここまでは以前一度通っています。今日は田切岳方面へ。いきなり笹薮を漕いで行きます。

 

たまにこんなところもあり歩きやすい


いくつかのピークも越え休み休みながら、かなり登ったようです。百閒ナギや南駒、田切岳などが望めるようになりました。

 

相変わらず笹薮漕ぎです。

 

こんな岩峰もあり尾根通しにはとても行けません。

 

こんなにはっきりとしたふみ後。こういうところはみな同じと所を通るからか?

 

草原のようなところに出て、戻るようにピークに向かいます。

 

クロマメが群生、しばらくつまみ食いの時間です。疲れた体には甘酸っぱくて美味しいです。

 

かなり古い苔の生えたロープ、いつごろのものだろう?

 

こんな断崖のような斜面のトラバース。落ちたらタダでは済まないでしょうね。

 

 

シャクナゲを中心としハイ松も混じる藪、これも漕いで行くしか前に進めません」。

 


2580m少し過ぎたあたりか?縦走路を少し外れた緩やかな傾斜地にテント設営、これが良くなかったか?

夜間にずり落ちてテントはひしゃげポールが折れました。


翌朝の夜明け。今日も天気はよさそう。

 

朝日の当たる田切岳と空木岳。

 

一旦下ってこれから登るところか?まだあんな所があるのか?

 

古くさびたワイヤー。大丈夫でしょうか?

 

ここには二本の鎖。他にもありました。

 

振り返ったところ。あんな岩峰は迂回するしかしょうがありません

 

倒れこむように振り返って。遠く雲の上は南アルプス?尖って目立つ山は乗り越えてきた2580m峰?

 

まだ田切岳までは大分登らなければなりません。ハイ松漕ぎが大変。

 

百閒ナギと擂鉢窪避難小屋。後ろは南駒ヶ岳

 

あれは赤梛岳、それまでに田切岳へも登らなければなりません。ハイ松漕ぎが大変

 

ヒョイといった感じで石積の田切岳山頂、バックは空木岳。これで2度目で懐かしいです。

ルート図はこちら 

     (続き、黒覆尾根2はこちら

詳細はこちらへ


今日の山歩き

2020-09-05 19:00:44 | 登山

今日は午後から雷雨の予報

午前中、キノコの出具合などを見に適当に山歩きでも

しっかりと蜘蛛の巣、やはり雨ですかね。

 

何でしょう?イグチの仲間

 

ヤマボウシ、まだ黄色いが 味はしっかりと熟れています

 

林の中へ

 

名前は知りません

 

マスタケの幼菌

 

尾根筋を・・


あまりめぼしいキノコは出ていませんでした。

 

帰りの途中から雷が・

 

その後 猛烈な雨、一瞬にして道路が濁った川になりました。

 

まだ暑い日が続きこれと言ったキノコは出ていませんね。計画を練り直さなければ・・


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北精進ケ滝(中段展望所)

2020-08-30 18:44:18 | 登山

さて今日はどこへ?

雨乞岳は?と思ったが登山口まで少し遠いし一般道だから人も入っているだろう

で、少し近くて、まず他人はいないだろうと思われる北精進ケ滝、中段展望所へ

国道20号から精進ケ滝のほうへ向かう。

一般見学遊歩道への入り口を分けモジリ峠から少し御座石鉱泉のほうへ向かい、

本当の峠らしい所の空き地に車を停める。

ここからは全くの廃道です。正面少し奥に古いゲート跡が見えます

 

林道は崩れていますが、これは以前から

 

何か所か崩壊地がありますが、少し崩れ方が大きい

 

この崩壊地も、何とか通過できます。

 

立派な地蔵大橋

 

ここの崩壊はかなり大きい。何とか通過。

 

昔の鳳凰三山への道の分岐斜面を通過し、林道終点へ。さらに進みます。

 

この辺りの山道のトラバースは怖い。がトラロープがあります。

 

やや不安な道を小さくアップダウンしながら、滝の中段当たりの展望所へ

 

落ち口から下まで怖々覗きます。高度感があります。(滝のムービーは2015年の時のがあります)

 

帰り、途中 昔の鳳凰三山への登山路に取り付きましたが、燕頭山を回るのは時間がないので引き返しました。(以前にも行っていますがこれは昨年の燕頭山

誰にも会わない静かな山歩きでした。キノコはウスヒラタケのみでした。

詳細はいずれ


太刀岡山

2020-08-27 20:57:03 | 登山

朝のうちは雨が降っていたがそのうち回復

今日はいろいろと予定がある。朝知人宅へちょっとした届け物を。

その後、太刀岡山へも

平見城のほうから(裏口か?)

 

林道の途中に伐採地が

 

越道峠が見えてきました

 

越道峠です、ここから太刀岡山へ

 

少し急な登り

 

太刀岡山の手前だがこちらのほうが高そう

 

少し下り気味に尾根道を

 

太刀岡山の標柱の裏側

 

表側、三角点もあります。石の祠も

 

こちらから曲岳?黒富士?

 

帰路、南側の斜面。キノコ類は何も出ていません。暑い日が続いたからか?

 

越道峠にもどってきました。

 


その後は寄り道をしてアンニンゴ採り(後日アップ予定)

さらに・・ 。図書館や、スポーツ店、酒屋、ホームセンターと忙しい。

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恋の岐沢3(平ケ岳)

2020-08-26 20:12:34 | 登山

三日目、姫の池のテン場の朝。

 

快晴の平ケ岳

 

池塘と木道

 

平ケ岳三角点

 

平ケ岳から火打を望む

 

帰路、クロマメを摘まみます。美味しいです

 

白沢清水

 

暑い登りの尾根歩きで 台倉山三角点

 

尾根歩きは続き下台倉山。ここからは下り

 

急な下りでトラロープが連続(降りて振り返ったところ)

 

さらに下り、またもや夕立に降られ、ようやく鷹巣登山口

 

この後はデポしておいたチャリで車回収。

長く疲れた3日間でした。

(詳細はいずれ)


恋の岐沢 2

2020-08-25 20:26:45 | 登山

さて二日目、昨夜のテンバの跡

 

今日も沢遡行

 

ここもヘツっていきます

 

このカーブの先は?

 

スッキリとした滝

 

ここも階段状

 

 

ここも簡単に乗り越えられます

 

似たような滝

 

ここはちょっと高度感がありました

 

 

?もうオホコ(エスケープの)沢に入ったか?

 

この滝はまだ本流のだったか?

 

ここは確実にオホコ沢

 

沢を詰め少し藪を漕いで、台倉清水。ここから平が岳への登山道。

 

途中から激しい夕立ち、雷鳴の轟く中、池の岳目指します。

 

姫の池、池塘の先に平が岳が見えます。本日のテンバ(すみません。臨時緊急避難です)

稲光におびえながら・・


恋の岐沢 1

2020-08-25 07:33:53 | 登山

(ダイジェスト)

山の会の人と奥只見、恋の岐沢への沢登り。

天候が心配でしたが、決行。

前夜発 銀山湖奥、清四郎小屋のテント場にで仮眠

 

恋の岐橋から入渓。

 

沢遡行

 

ヘツリ

 

ここもヘツリ

 

順調に「登っていきます

滑滝

 

藪漕ぎ中

 

階段状の滝

 

穏やかです

 


いくつかの滝などを越えて今宵のテンバ。焚火もします。

   続き・・・


ズミ沢

2020-08-16 20:18:32 | 登山

今日は初級?の沢登り。次週に備え、新しい沢靴の試し履きです。

モンベルのパドルシューズですがアクアパーグリッパーと言うラバーソール。

滑り止め効果と下山時にも使えるか?(念のためこれに装着できるフェルトソールの沢サンダルも持参)

笹子川の支流大鹿川ズミ沢です。一級です。


道証地蔵が入渓口。

 

わずかに登山道を歩いてこの橋上から入渓

 

両岸の狭まった小滝

 

水は結構ありますが、この暑い時期ですから気持ちいいです。

 

3mくらいの滝

 

橋の手前で5m滝

 

その上には6m滝

 

 

 

連なる小滝

 

水しぶきが飛び跳ねています. 夏です


2段ほどの滝

 

さて次は高度感のある2段12m。(写真では高度感はわかりませんが)

 

ここまでの滝はすべて直登してきましたが・・

ここはちょっと怖そう。先行二人組はザイルを出していました。直登は無理そう。

 


右を少し巻きながら中段に出ました。

 

これは6mだが右を登る


ナメ滝群。この上で終了

 

帰りは滝子山登山道を下ってきました

 


このラバーソール滑らない。十分に使える。下山時、足ゆびに違和感もありませんでした。