徒然幸せ日記

作者が日常の生活で見たこと、感じたこと、感動したこと!を書いています。
特に、「幸せ」とは何かについて考えています。

種田陽平、美術監督の常軌を逸するエネルギー(from プロフェッショナル)

2014-08-25 23:06:04 | テレビ番組

 今日、登場した主人公の種田さん。

 その風貌からは、単にやさしいお兄さん。

 しかし、その頭からは、他の人が真似のできない豊かな発想が沸いてくる。

 では、どうすれば、そういうことが可能か?

 それは、テレビで見てほしいのだが、

①何と言っても、豊かな生き生きとした知識を頭に詰め込むこと

②そこから、どの材料を持ってくるかは種田さんにしかわからない

③そして、与えられた仕事に必要なセットを頭の中で構築して、表現していく(これも本人にしかわからない)

(②や③は長年の努力の賜物ということが、続きを読んでもらうとわかる)

自分で作ることもあれば、部下に指示して作らせる。

どこまでもディテールを攻めていく。

リアルを越えるくらいに、細密画を描く

なぜか、細部を攻めていくと、独特の世界が立ち上がる

例)パフュームのPV

・地上から地下に降りていく階段

・怪しげな架空の工場跡地

・アジアンな変なお店

(種田さんの足跡)

・少年時代に年間100本もの映画を見る

・美術大学でセットづくりを学ぶ

・先輩にダメを出す生意気な新人

・相米慎二監督との出逢い

・28歳の若さでデビューするが挫折

・恐怖感

・どうしていいかわからないから仕事を断る

・テレビやミュージックビデオのセットを4年続ける

・映画の仕事を引き受けた

・ところが、相米監督に「お前は、あの映画のどこにいる?!!」と言われた

・ショックだった

・言い訳したら、「やっただけじゃないか!!」「種田陽平が見えないとだめ!!」と言われた。

・さらに1年

・次の映画の仕事

・それは、セットが大事

・岩井俊二?監督

全霊全身で打ち込む

・40度の高熱の中でもがんばる

・映画人生を賭けた

・美術の世界に入って

常軌を逸するエネルギーを発しなければ、人には伝わらない!!!

「熱い心」だけではダメなのかなあ。反省。(私のブログの垂れ幕を参照)

今回、種田さんは、スタジオ ジブリでアニメ「思い出のマーニー」製作に

2年前からかかわる。北海道で旅行して、細部を練り上げた。

背景画が種田さんの仕事。細部まで徹底的に。1400枚以上。

枚数が少ない方が良いという常識に挑戦。

背景画に見る違和感。(それは特定の人にしかわからないほどのもの)それを解消する。

そのためには、登場人物の気持ちになる必要がある。

そうして、何回も見て、見つける

それを監督にぶつける。

プロフッショナルとは「できそうもないことを有言実行すること」

かっこいいねえ!よく言うねえ!すごい!!!

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