徒然幸せ日記

作者が日常の生活で見たこと、感じたこと、感動したこと!を書いています。
特に、「幸せ」とは何かについて考えています。

団塊の世代に忍び寄る老後破産(Nスペ)を見て

2016-04-20 13:54:23 | テレビ番組
先日放送されていたこの番組。
前に(2014年9月28日)「老後破産の実態は厳しい」という記事を書いたが、あの時は、どちらかというと例外的な人が厳しい印象だったが、
今回のは、豊かだと思われがちな「団塊の世代」(現在65歳~69歳)でさえ、危ないという。
というのも、自分だけならなんとかなるにしても、親の介護と子どもの支援まで引き受けている人が90%以上だとか。
それに、貯金が2000万円以上ある豊かな層も23%あるが、100万円未満の貧しい層も20%くらいあるという。

貯蓄が少ない層は、生きていくために、どうしても働かざるを得ない。
なんと、団塊の世代の68%が就労しているのだとか!

ケース1

大手運送会社に勤めていたが、43歳で離婚し、非正規雇用に。貯蓄する余裕なく、現在に。
今は病院の運転手で時間給千円。
97歳の母への見舞いも月1回。
お見舞いにドリンク剤と梅干しだけだったが、母は喜んでいた。

ケース2

年金22万円+給料15万円。それだけあればと思うかも?
しかし、妻を亡くした息子36歳が失業中。母の介護費用と住宅ローンがのしかかる。
毎月10万円の赤字。貯金は2年でなくなりそう。

ケース3

貯金が2000万円あったが、母の介護で月7万円の赤字。5年で400万円貯金を取り崩す。
自分の将来が不安で、母へそれほど出費できない。


番組では、こうした団塊の世代を社会で支えないと家族の絆が崩壊すると言っていた。

しかし、こうしたことは団塊の世代だけのことでなく、より若い世代ほど深刻だと思う。

1000兆円を超える借金だらけの国がこれ以上生活保護に出費したら、どうなるのだろう。

前の私の記事ではそれができないと言っていたはず。

今後、10年先、30年先、50年先を本当に、真摯に考えて、各世代が公平に適切な舵取りしてくれる政治を期待する。




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