秋田港にあったうどんとそばの自動販売機

先日、ＮＨＫで放送されていたドキュメント７２時間。
秋田県秋田港に３月３１日まであった、うどんとそばの自動販売機のことを特集していた。



この自動販売機は単にうどんとそばがカップに入っていて、そこにお湯が注がれるというよりも、
この自動販売機の隣にいる店主がうどんやそば、ねぎやてんぷらなど具材やだしも調合して入れている所に
特徴がある。

そのため、たぶんふつうのカップのうどんやそばよりおいしいのだろう。
７２時間では、相当な数の男女が訪れていた。

その味とぬくもりに元気をもらえるからだろうか、かなりの人が常連だ。
昔の彼女との思い出なども思い出しながら食べている人もいた。

値段は２００円。
安いが、早くて、おいしい。
機械が古くて使えなくなったのと、店主の年齢のせいで、３月３１日、ついに店じまい。
最終日には、４月１日の３時頃まで営業する繁盛ぶりだった。

今も、どこかで誰かがこの機械で営業しているらしい。

ほんとうに、あたたまる話だった。