これもまた、書棚に眠っていた本だが、出だしの部分が興味深かったので書き留めておく。(中公新書1992年発行660円)
本川氏は1991年から東京工業大学理学部の教授をされているようだが、最近面白いことを発見したというのだ。
それが、本のタイトル。
つまり、動物のサイズによって時間が変わるということらしい。
それは、どういうことかというと、
色々な動物で体重と時間を測ってみると
時間は体重の1/4乗に比例する
ということがわかったらしい。
つまり、
Aという動物の体重がBという動物の16倍あれば、時間は2倍になるということ。
つまり、大きな動物ほど、何をするにも時間がかかるということ。
例えば、寿命、おとなのサイズに成長するまでの時間、赤ん坊が母親の胎内にとどまっている時間など。
日常の活動でも、息をする時間間隔、心臓が打つ間隔、腸がじわって蠕動する時間、血液が体内を一巡する時間などなど。
ということは、ゾウにはゾウの時間、人間には人間の時間、ネズミにはネズミの時間があるということ。
ふだん我々が物理的につかっている時間とは区別して、「生理的時間」と呼ぶらしい。
そうして、計算すると、ほ乳類ではどの動物も一生の鼓動回数は20億回で、呼吸回数は5億回になるらしい。
そう考えると、せかせか生きていると寿命を縮めるというのは当たりかも?
でも、自分のペースってあるからどうしようもないかなあ。
本川氏は1991年から東京工業大学理学部の教授をされているようだが、最近面白いことを発見したというのだ。
それが、本のタイトル。
つまり、動物のサイズによって時間が変わるということらしい。
それは、どういうことかというと、
色々な動物で体重と時間を測ってみると
時間は体重の1/4乗に比例する
ということがわかったらしい。
つまり、
Aという動物の体重がBという動物の16倍あれば、時間は2倍になるということ。
つまり、大きな動物ほど、何をするにも時間がかかるということ。
例えば、寿命、おとなのサイズに成長するまでの時間、赤ん坊が母親の胎内にとどまっている時間など。
日常の活動でも、息をする時間間隔、心臓が打つ間隔、腸がじわって蠕動する時間、血液が体内を一巡する時間などなど。
ということは、ゾウにはゾウの時間、人間には人間の時間、ネズミにはネズミの時間があるということ。
ふだん我々が物理的につかっている時間とは区別して、「生理的時間」と呼ぶらしい。
そうして、計算すると、ほ乳類ではどの動物も一生の鼓動回数は20億回で、呼吸回数は5億回になるらしい。
そう考えると、せかせか生きていると寿命を縮めるというのは当たりかも?
でも、自分のペースってあるからどうしようもないかなあ。