蚤の市で見つけて新しく我が家にやってきたくま君。
なんだかこのとぼけた目が気に入っています。
秋らしいすごしやすい天気が続いているドイツです。
秋といえば、食欲の秋!読書の秋!!
と言うわけで、久しぶりに図書館へ行って
本とDVDを借りてきました。
そして、図書館においてあったのが
無料で持っていける冊子(かなり立派なものです)
Der Friedhofswegweiser
直訳だと安らぎの庭の道しるべ と言ったところでしょうか
(Friedhof=(辞書の訳)お墓)
そう、街中の墓地の案内書
墓地と言うと、あまり聞こえは良くないかもしれませんが、
こっちでは日本の墓地と違っておどろおどろしくなく、
どちらかと言えば、お花がたくさん咲いていて
木もたくさん植えてあり、
鳥の歌声が響いている静かで、
誰でも気軽に入って公園と同じように
自然に触れることができる場所です。
私もこの案内書を読んで知ったのですが、
多くの公営墓地は日本のような永代使用ではなく、
使用契約期限があるそうです。
ちなみに私の街では20年、
15歳以下の子どもの場合は15年と決まっているようです。
またお墓には、選択墓地、列状墓地、芝生墓地があります。
選択墓地とは、使用権をさらに
25年~40年間延長することができるお墓で、
生前に好みの場所と大きさを選んで家族または、
夫婦のお墓などを設けることができます。
列状墓地は埋葬順に
次々と隣に墓地が作られていくため、
生前に好きな場所を決めることはできません。
また、20年の契約期間を過ぎると使用権の更新もできません。
最後の芝生墓地は、
広大な芝生の広場に棺または骨壺を埋て、
その上に小さな平たい石の墓標を置くものだそうです。
お国が変わると本当にいろいろな習慣が違うものだな。
と思いながら読んでしまいました。
また、ドイツのことをひとつ勉強しました。(笑)