Kayaといつも散歩に行く近くの公園には、
樹齢300年になるBlutbuche(赤いヨーロッパブナ)の木がありました。
そう、昨日の朝までありました。
昨日の朝の散歩のときに、
市の職員の人たちが木の周りにいたので嫌な予感はしていたんです。
朝の8時過ぎから作業が始まり、お昼ごろにはなくなっていました。
去年、猛暑でBlutbucheも街の他の木と同じように、
かなり弱っているのは見ていて気が付きました。
それでも、今年の春には新芽が出ていたんです!
そして、今年も暑くて雨が全く降らず・・・
冬の間も雪もなかったりして、やっぱり土が乾燥していたんでしょうか。
どんどん弱り、落ち葉が8月にはたくさん落ちました。
木の状態がよくないっていうことは、地域の新聞の記事になったほど。
この町のシンボル的な木でもあって、相方君や友だちも大好きな木だったんです。
チェーンソーで切られる音は、いつ聴いても最後の木の叫びに聞こえてしまう・・・
この2年の猛暑で、フランクフルトの2000本の木が枯れてしまったらしく、
次々と切られていくらしいです。
Kayaとの散歩道だけでもこの14年間でたくさんの木が切られたな・・・
気にしていなくても、公園の横を歩くと何か足りないって最初の数秒思うんです。
これが、1週間もしたら見慣れてしまうのかな・・・それも少し寂しい。
さて、この木がなくなった場所には何が植えられるのでしょう。