㈱イイダアックス 相談役日記

長野県は南信州の自然豊かな下伊那郡高森町から日々の経験、感じた事、気が付いた事などを日記として発信しています。

ゴミ処理費用は無駄遣い・・・・

2011年11月01日 | 日記
小金井市の市長が選挙戦にかかげた公約の中に、4年間で20億円のゴミ処理費用は
無駄遣いだとした事への批判が市長辞任に追いやったとニュースで報じられて居ました。

事の真相は、小金井市のゴミ処理施設が老朽化で4年前に閉鎖。以降市内でのゴミ処理が
出来ず、近隣町村に依頼する中で処理をして来たのが今年の市長戦に勝利した現市長の
公約に書かれた無駄扱いに異論と反発が依頼する市町村内中で起き、昨年迄の半分近く
に迄減ってしまった今年の契約量を今月中にもオーバーする事態に成ったものの、
そのオーバー分の処理受け入れに相変わらず近隣町村から難色の方向が示されて居る物。

ゴミ処理費用は無駄遣い、この言葉では中々難しいでしょうし、無駄と言われては・・・・

市町村単位で近隣分の処理をと考えれば確かに違和感が有って当たり前かも知れない。
そこにその費用は無駄遣いだって言う地域からのゴミ処理は受けたく無いのは当然かと。

ただ、このニュースに思う事は、市長の無駄遣い発言の真意は分かりませんが、
ゴミだから燃やすしか無いって発想に問題視している私には複雑な思いが有ります。

事実、私の住むこの地域ではクリーンセンターに家庭の燃えるゴミは集められ、
灯油を使って集められた燃えるゴミが焼却処理されて居るのが現状です。

それは生ゴミが中に入れられ、可燃ゴミとして扱われて居るためびしょびしょな
状態の為化石燃料を使わないと燃えないからとの理由からです。

そんな現状を見る中で私達エコプロチームでは、ゴミの分別を見直し有効活用する
方法を検討して行きたいと。その為にも子供達の教育に環境を当たり前に成るべく
授業を取り組んでもらいたいなんて、長期的な観点から進めて行きたいと考えて居ます。
燃えるゴミは化石燃料の代替え燃料化の研究を進め、生ゴミは完全分別を取り組んで、
一部は家畜飼料化して行く等々、町内ゼロエミッション、カーボンニュートラルの
考え方をとことん追及出来ないものかと言う考えなのです。

簡単に出来る物では無いし、時間も相当な長期的なものと成るでしょう。
ただ、いずれは必要と成る考え方に他ならない物だと考えて居ます。

そんな中でのゴミ処理費用は無駄遣いが真意は別にして嫌われてしまった現状。
理不尽な思いと共に、何とか進めなければと言う思いを交差させるニュースでした。