㈱イイダアックス 相談役日記

長野県は南信州の自然豊かな下伊那郡高森町から日々の経験、感じた事、気が付いた事などを日記として発信しています。

飯田長姫OIDE 高等学校、国際ビジネス科生徒さん達が事業所視察に来社

2013年12月03日 | 日記
昨年は大型バスで沢山の生徒さん達が来社してくれた様に記憶しています。
そして今年も少人数では有りましたが、来社されたのは飯田長姫OIDE高等学校商業科の国際ビジネス選択の生徒さん達で、2年続けておみえ頂きました。



昨年も思ったのですが、国際ビジネス選択って?我が母校では有るのですがそんな物は当時は無かったですけど…
それに当社は海外事業展開はしていないし…
良いのかなぁ~そんな当社で…
そう思いながら2年連続で引き受けてしまったわけですが…



当社も以前は海外事業展開を真剣に考えた時期も有りました。
韓国、台湾、マレーシア、インドネシア、タイ、ベトナム、中国と数年にわたり何度も行き来して情報収集や状況確認、パートナー探し等々繰り返したものです。
ところがなかなか難しく、最後は環境対応型の資材入手が困難な事で諦めた経緯があるのです。
その折に考えたのが対海外戦略で、海外と争う事を戦略的に活用しようって方法でした。
それが多品種少量短納期だったわけですが、今ではこれが当たり前の物なのですが当時はまだまだ珍しくて営業トークとして十分活用出来た時代でした。
その後は海外展開ではなく、国内でのサプライチェーンマネージメントの構築を目指し現生産システムの基礎を築いてきた経緯があるのです。



今回も工場見学をしてもらった後の説明で、生産システムの説明をしたのですが、今回は営業戦略的に何をポイントにどう考えているのかを説明させてもらいました。
終盤は戦略ビジョンの基本となるポリシー論等に話がそれてしまいましたが学生諸君には余り聴く機会のない内容で少しは参考に成ったのでは無いかと勝手に思っているわけです。



こうした機会を通じて、人に教えるとか言うのではなく、自社内や自分を見直すいい機会となり反省や勉強があらためて出来ると言うものです。
そしてこうした見学会を通じて、企業宣伝にも繋がる物ですし求人宣伝にも役立つ物だと思います。
彼ら彼女らに現状を見てもらい何らかの参考にしてもらうなかで、こちらもあらためて自社を見直す機会としてチャンスとして捕らえて行ければと考えています。