11月28日(月)曇
大阪では既成政党がこぞって応援した候補が敗れ、橋下さんが当選したようです。これは既成政党は何もできないと言う審判を有権者が下したと言うことではないでしょうか?政党内の意見を一つにまとめ上げることもできない現在において、当然の結果だと思います。現在はまさに衆愚政治になっているわけですからプラトンの言う正しい独裁政治が世界中で求められているのかもしれません。
せっかくの非日常も忘れ、都会の喧騒の中にまた紛れ込んでしまったようです。せめてブログの中だけでも、今回の四国旅行を思い出してみようと思います。
25日、休暇を取ってゆっくり起きて、名古屋10:11発のひかりで新大阪に。待ち合わせの時間より1時間も早くついてしまいました。大阪は食い倒れの街だけあって、新大阪構内にもずいぶん食べ物屋が多い印象です。みんなで昼食を食べに行きましたが、どこもいっぱいで、6人が座れる店はそじ坊だけ。
午後1時新大阪からレンタカーに6人乗って出発。明石から明石海峡大橋(3,911m)を渡って淡路島に。写真は明石海峡大橋を淡路島側から撮影しました。
日本神話では淡路島は一番最初に神が作った島ですが、意外と大きな島だったのですね。島を縦断するのに結構時間がかかりました。やっと四国側に出て、大鳴門橋を渡って四国に入りました。それから高松自動車道で最初の目的地、琴平へ。最初から四国は山ばかりの印象です。縄文人が住んでいた頃と何も変わらないような原始的な山々がなぜか気に入りました。
午後4時過ぎ、あたりが暗くなり始める頃にようやく、こんぴら温泉に到着。宿は金毘羅参りや四国八十八か所めぐりの団体客ばかりです。とりあえず金毘羅さんに出かけましたが380段ぐらい上った大門で日が暮れ始めました。とりあえず大門の写真を撮りました。
5時閉門と言うことで翌朝、朝食前に金毘羅参りをすることに。翌朝、朝6時に金毘羅参りにでかけました。最初は寒くてどうしようと思っていましたが、階段を上っているうちに汗は出るは、腿は張って来るはで疲れ果てながらなんとか786段駆け上がりました。奥の院までは1500段以上だと聞いて、本宮でお参りをすませ、海の神様なので海上安全のお札を購入し、しばし休憩。すっかり明るくなってきた金毘羅さんから見る讃岐富士はすばらしい眺めです。
この日の格言
「琴平に行って、金毘羅参りをしないのは、伊勢に行って伊勢神宮に行かないのと同じでまったく意味がありません。」
この旅行の企画者O氏は金毘羅参りをまったくするつもりがなかったようですが、この格言により、奥の院まで行ってきてしまいました。まさに男の意地。
26日は高知道を通り、高知へ。そして高知から国道33号線で松山まででしたが、こちらの話はまた次の機会にします。それではまた。