8月7日(火)晴
今日は立秋、暦の上では秋なのですが、どうしてどうしてまだ暑い日が続いています。夏らしいと言えばそれまでですが、昔のように暑さを気にもしないと言う訳には行かなくなってきました。昨日はゴルフで疲れた上にナデシコのサッカーをちょっと見るつもりが結局最後まで見てしまい、今日の午後は眠くて眠くてたまりませんでした。それにしてもあのフランスの怒涛のような攻撃をよく耐えたものです。多分に運も味方してくれた結果でしたが、運は強い気持ちが生み出す結果なのかもしれません。「念ずれば通ず」と昔の人は言いましたが、心に強い決意を持って必死に戦う姿は現代の日本人が一番学んでほしいものかもしれません。戦後教育の中で失われつつある精神の持ち方を教えてくれたような気がします。
今回のオリンピックでは女子サッカーのみならず、女子卓球、男子フェンシング、女子バトミントンとチームで準決勝に進むパターンがドミノ現象のように起こっているのが特徴のようです。今まで日本の得意とする種目ではない競技ばかりなのが新鮮でいいですね。この勢いで男子サッカーや女子バレーボールにも波及していくといいのですが・・・。
一方で日本の得意とした柔道や体操やマラソンは少し陰りが出て来ているのは時代の流れなのでしょうか?その中で水泳は金こそないもののそれぞれが良く頑張って11個もメダルを獲得したのはうれしい限りです。いつのまにか毎晩夜遅くまで中継放送を見ることが多くなり、見る方にとっても大変になってきました。
まぁ四年に一度のお祭りのようなものですから楽しみたいですし、日本でもコンパクトなオリンピック大会を実現してほしいものです。景気が悪い、原発事故や震災処理がまだ終わっていない、経費を節減すべきだと一見まともそうな発言をする偽善者達が今のロンドンオリンピックの放送を一生懸命見ているとしたら、おかしいですよね。人間と言う生き物はペシミスティックな考えで小さくなっているよりも、少々のコストを払っても、みんなの気持ちを盛り上げたり、活力を与える方が国力の回復に寄与するように思います。今日はこの辺で。