”しんさん”のよもやま話

僕のビジネス感や社会現象に対する意見とかを趣味のヨットやゴルフ等の話を織り交ぜながらよもやま話的に発信します。

しんさんのよもやま話

2012年08月08日 20時17分55秒 | Weblog

8月8日(水)晴

相変わらずの暑さですが、今日はカラッとした過ごし易い暑さでした。言ってみれば昔の暑さのような感じです。

ところで今日、国内の小学6年生と中学3年生の学力テストの結果が公開されたそうです。結果は基礎知識はあるけど知識を活用する点では劣っている結果となったそうです。このことは自分達で生きて行く力が弱くなっていると言うことだと自分は思っています。一生懸命、塾に通って知識だけはいっぱい詰め込んだけど、どう生かすかわからなくては知らないと同じことなのですが・・・。原因は最近の教育が知識偏重になり過ぎた結果なのではないでしょうか?東大等の有名大学に入学するための知識ばかり追い求めて来た結果かもしれません。人間が生きて行くための基本を忘れて知識だけを知ったところで何の役にも立たないことはやがて社会に出てイヤと言うほど経験することになるのでしょうけど、もう少し教育を変えて行かないとこの国は滅びてしまうような気がします。

人間が生きて行くために本当に必要なことは観察眼と想像し工夫することが必要だと自分は思っています。TVや教科書でなく実際に物に触れ、想像することができる力があれば災害などの危機的状況を乗り越えることができるように思います。そのために知識を習得することは大事なことではありますが、知識は知恵できて初めて意味あるものになると思うのですが。そんな意味で数ヶ月間でも集団野外活動でもさせた方が良い教育になるような気がします。自然界を良く観察することは知識をより具体的にすることでもあるし、生活にどう生かすことができるか考える場を与えてくれることになります。

日本には徴兵制がないのはありがたいことではあるでしょうが、徴兵制とは言いませんが集団で生活をする場を経験した者としない者では人間として生きる基本ができるかできないかと言った違いが出て来るような気がしています。最近は体育会系のクラブ活動は人気がないそうですが、合宿所で自炊生活をするだけでも知識を活用する能力は結構つくものなのですが、世の教育マザゴンにはわからない話なのでしょう。
今日はこれまでです。