しんさんのよもやま話

8月28日（火）晴

思えばこのブログも長く続いているものです。もう止めようと何回も思いながらここまで続けてしまいました。最初は何か人に伝えたいと思って始めたのが、いつしか古典の解説を試みたり、評論を始めてみたりするようになり、それも今では自分のことばかりになってしまったようです。誰が読んでいるのかもわからずただ書き続けてきましたが、時々俺は何をやっているんだろうかと考えてしまうことが多くなりました。大して面白くもないことを長々と書いて、単なる自己満足に浸っているだけのことだと。
まぁ遊んでばかりいると言われてしまうとそれまでですが、この年齢になると自分のできなかったことを体が動く内にやっておきたいと思うのが人情と言うものです。ブログは自分の行動に共感してくれる人がいたらいいなと言う思いなのかもしれません。と言ってもまだ自然と触れ合うだけの話だけです。でも自然と触れ合うことがこれからの時代に必要なことではないかと考えています。

人類が地球上で唯一進化できたのは、生物としての基本的な営み以外の無駄な遊びをたくさんしてきた結果のような気がしてなりません。確かに食料を確保するために、農業や牧畜を始めたことにより、遊べる時間を持つことができるようになったわけですが、そのことが新しい種々の発見につながり、更に発見した知識があたらしい発明を生みだすことにより他の動物とは違った進化を促すことになったのです。その結果地球のためによかったこと、悪かったことが少しずつ見えて来たのではないでしょうか。これからは地球にとって良いことだけを選択していく時代になってきました。そうでもしないと地球も我々も滅んでしまうような気がします。今日のニュースでは「日本かわうそ」が絶滅種になったと報じられていました。それ以外にもたくさんの絶滅危惧種が発表されていますが、地球は元々たくさんの生物の複雑な連鎖の中でバランスを保ってきたのですから一つ消えることは次の連鎖をまた一つ消すことになり、やがて加速度的に生態系のバランスが破壊されてしまいます。そんな中で我々自身が自然との触れ合い方を学んでいくことが地球の自然を守る第一歩だと思っています。それではまた。