”しんさん”のよもやま話

僕のビジネス感や社会現象に対する意見とかを趣味のヨットやゴルフ等の話を織り交ぜながらよもやま話的に発信します。

しんさんのよもやま話

2015年12月20日 20時26分14秒 | Weblog

12月20日(日) 晴時々曇

一昨日名古屋に戻って飲んで、昨日も結局飲むことになってやっとアルコールが抜けました。もっともこの2日間でいろいろな方々と飲んで話をすることによって先週末のイヤなことも忘れさせていただきました。直後は人と話すことも厭になっていましたが田舎の同級生達や元の会社の先輩達や元部下、飲み仲間といろいろな話をしているうちに結構癒されました。まぁ保険の事務処理も意外とスムーズに運んでもらって落ち着いたこともありますが。

と言うことで今日は以前登録しておいた科学館での物理学レクチャーを受けてきました。日本の物理学はノーベル賞受賞で有名になったニュートリノに代表される宇宙線の分野では最先端の技術者をたくさん輩出しています。そんな中で本日の公園は京都大学の小山先生による宇宙線や超新星爆発の話でした。宇宙に輝く星(恒星)にも寿命があります。そして星の寿命が尽きる時、超新星爆発が起こり、ブラックホールか又は中性子星となり宇宙から姿を消すことになります。今回の講演で僕が最も興味を持ったのは、もうすぐ超新星爆発を起こしそうなオリオン座のペテルギウスについてでした。
冬の夜空で一番輝いているオリオン座には赤く輝くペテルギウスと青白いリゲルがあります。そしてペテルギウスを頂点におおいぬ座のシリウス、こいぬ座のプロキオンが冬の三角です。今の時期は夕方夏の三角(はくちょう座のデネブ、こと座のベガ、わし座のアルタイル)が西に沈み、変わって冬の三角が東から昇って来きます。その冬の三角の一つペテルギウスが超新星爆発によって消えようとしているようです。ペテルギウスは太陽の13倍の大きな恒星なので超新星爆発が起こると天体ショーさながらの輝きが肉眼で見えるようです。地球から640光年のかなたにある星なのでもう既に超新星爆発は起こっているのかもしれません。僕達が見ているペテルギウスは640年前の光ですから、ひょっとするともうとっくに爆発を起こしているのかもしれません。まぁ640光年先の星ですから地球にはそんなに影響はないとは思いますが半径数十光年の惑星では生物がいたとしたら全滅するようです。多分地球にもおびただしい宇宙線が飛んで来てオゾン層が破壊されたら大変なことになるかもしれません。
僕達人間の時間軸ではとても想像できない話ですが、恒星が生まれ、恒星の寿命が尽きると言う宇宙の営みには一種のロマンと恐怖を感じざるを得ません。太陽は生まれて50億年だそうだから、まだ少なくても50億年は続くようだがその頃の地球はどうなっているのでしょうか?まぁ人類は絶滅しているかもしれませんね。それともその前に別宇宙に脱出しているかな?そんなことを考えながら来週はスターウォーズ見ているかもしれません。