10月29日(土) 晴
西風の強い日でした。名古屋に一週間居ることは自分にとっては滅多にない出来事でした。おかげで居酒屋Duo通いと読書三昧でしたが、やっぱりどこかに出歩かないとと小牧城跡に行ってきました。
小牧城は織田信長が清州から出て最初に造った城で美濃の斎藤氏攻略の拠点とした城です。城として存在したのは4年間ですが城下町も整備されたそうですが、その後岐阜城に移ったため廃城となって城下町も移転され今ではその痕跡がまったく感じられません。
その後小牧長久手の戦い(徳川・織田信雄の軍勢と豊臣秀吉の軍勢との戦い)においていち早く小牧山の城跡に強固な陣を築いた徳川軍が勝利し、豊臣軍の池田恒興や森長可などの名だたる武将が討死し秀吉は和睦せざるを得ませんでした。その起点となったのが小牧城でした。その後は城として機能したことはありませんでしたが尾張徳川家の領地として残ったため数々の遺跡発掘に繋がったようです。
小牧山にある天守は明治以降に造られた城で、歴史的にはあまり価値のない城ですが、小牧山散策のシンボルとしては良いのかもしれません。
この城を模った歴史館以外には何もないので結局昼食抜きになってしまいました。麓に降りて小牧の街で何か食べようと思いましたがこの街にはほとんど何もありません。ラピオと言う商業施設と2,3の居酒屋ぐらいしか目につかずコンビニで肉まん等食べるぐらいしかできませんでした。従って結局またいつもの居酒屋Duoに立ち寄ってしまいました。まぁそれでいいのですが・・・。
久しぶりに俳句も作ってみました。
高西風に光の揺れる森の道
城跡の野面を覆う蔦かづら
やっぱりうまくできないなぁ。