7月18日(水) 晴
今日は小学校での「ものづくり工房」の授業。朝から暑くてたまりません。それでも昨日道順を下調べしたおかげで集合時間の午前9時には緑区の小学校に到着。今回のテーマは「息する人形」ボランティアのメンバー6年生の3クラスに分かれて準備をして、2時限目、3時限目の授業に臨みました。五十数年ぶりに小学校に入りました。まぁ今の小学校にはクーラーもあって中々過ごし易くてホッとしました。我々が子供の頃はクーラーも無い時代でしたから、今はそれなりに恵まれているかもしれません。でもこの暑さは我々の子供の頃には無かったような気がします。30℃を超える日が時々あったぐらいですから今のように連日35℃を超えることはありませんでした。そんな意味で我々の子供の頃の感覚で野外活動をしたら昨日のような悲劇が起こってしまうかもしれませんね。毎日熱中症で救急搬送される人がものすごく多くなっている時代ですから・・・。
肺呼吸のしくみを解説しながら「息する人形」を子供たちに作ってもらいました。我々は横隔膜の収縮(腹式呼吸)や胸筋の収縮(胸式呼吸)で呼吸していることを解説しながら制作してもらうことで、より理解が深まって欲しいと思っている授業です。まぁさすが6年生、我々の言うことを理解して作ってくれるので比較的楽でした。手間取ったのは失敗した部分の修復を手伝うのが大変でした。作業段階でちょっとしたことを見逃してしまうと息をしなくなってしまいます。その時の修復については自分も勉強のようなものです。事前に自分が作ったものが完璧にできてしまうとどうしてそうなったのか考えてしまうのでいろいろ失敗しておいた方が良い教え方ができるような気がしました。
まぁこれで科学館のボランティアは一段落。次はもう少し涼しくなった時期に参加しようと思います。