4月28日(木) 曇
秋吉、萩、津和野の旅(その1)
25日早朝に名古屋を出て秋吉、萩、津和野を巡り、昨夜名古屋に戻って来ました。今回は秋吉の報告です。秋吉台は中学時代に国定公園シリーズの切手を見て一度行ってみたいと思っていた場所でした。まぁ60年近く経ってやっと実現した訳です。今回は萩、津和野の城巡りの中で唯一組み込んだ観光です。実は昨年から時刻表を見ながら考えていたコースを再度検討し時間的効率を考え逆にして秋吉、萩、津和野の順に巡ることにしました。ポイントは新山口から秋吉経由の萩行きのバスの時刻と萩から津和野行きのバスの時刻でした。
そんな訳で25日は名古屋から「ひかり」で広島に行き広島から「こだま」で新山口で下車。昔仕事で小郡に来たことがあるのですが現在は新山口と駅名が変わり駅舎はすごく綺麗です。新山口から防長バスで秋芳洞に行きました。まだシーズンでないのか閑散としてほとんど観光客はいません。
ここで体温測定、消毒をし入場料を払って、洞窟内に入ります。
ここが洞窟の入口です。洞窟内はひんやりして多分夏には最高の避暑になりそうですがこの時期は少々寒い。いままで富士の風穴、氷穴や浜松の鍾乳洞などに行ったことがありますが、秋芳洞は規模が違います。とにかく大きくて奥行きのある規模の洞窟だと改めて感じました。他の観光客に会うこともなかったので一人では暗くて怖い。ここは一人では来るところではないかもしれません。たまに会う観光客はみな二人連れでした。
こんな洞窟が1㎞ぐらい続いています。その奥には鍾乳石の長い柱(10m)があります。黄金柱と言うようです。
この洞窟は見学するには1時間近くかかります。多分規模の大きさでは日本で一番なのかもしれません。
秋吉洞を見て商店街で唯一開いていた店でソフトクリームを食べながら一服。
秋吉洞からは東萩行きのバスに乗り換えて萩に向かいます。このバスは秋吉台を経由していくので、秋吉台のカルスト台地を堪能できます。鍾乳石の草原と言った感じの景色は感動ものです。
写真では十分にこの景観を伝えることはできませんがこんな石の草原が続きます。自分はこんな規模のカルスト台地は見たことがなかったし、切手で見た景色よりずっと実物はすばらしい。まぁここはバスに揺られながら見るのが最高のような気がします。
こうして萩に着きこの日の宿にチェックイン。もう夕方だったけど翌日の雨を考え、荷物を置いて萩城下を歩きました。この話は次回にします。