月刊とれいんの最新号、ご覧になられましたでしょうか?巻頭の写真、そして26pからの本文、市木春友さんの広島電鉄650×2、2001、2500自社製の美しい全自作16番モデル。
以前平野編集長から打ち合わせの際にちらっと見せていただき驚愕。ブログ読者の方にもと思いまして許可を得て写真を撮らせていただいておりました。
他車が連結化されたあとも2001は単行で残っておりまして、よく言われることですが宮島線高床車が軌道線を通り検査で千田車庫まで回送される際、控車になっておりました。ただ1981年頃までは時折宮島線で客扱いすることもあり、ワタシも偶然乗り合わせました。
極めて整然と作られています。やはり上手い方は見えないところまで美しい。勉強になりますね。あえて10.5ミリ車輪を使われていますが、全く気になりませんでした。
2500形のライトまわりクローズアップです。シャープ!でも適度な柔らかさもあり、自作模型の良さをかんじます。缶スプレーで塗られた塗装面も極めて美しい。
基本的なことがきちんとしていて、車輪やガイシに自分なりの方法論というか主張があって素晴らしい。
実物のコピーのような模型も凄いけど、こういう「あ、○○さんの模型だ」とひとめで判る良さというか、美学というか。
1981年頃にパンタを台車直上から台車センター真ん中に移設された姿です。個人的にこの2500形自社製は、広電の直通車で最も美しい姿だったと思います。
京都市電700や900の影響を感じますね。西鉄から3000形3車体連接車が入線すると急速に色あせ、3100形に改造されてしまいました。
市木さん、素晴らしいモデラーですね。これが皆ケント紙で出来ているとは・・・次回作も期待しちゃいます。
手前味噌ですが、とれいん誌の31ページには若かりしわたくしが撮った広電650.2000の写真もあります。
そしていよいよ次号へ続く。