蒲原鉄道モハ91(山形交通モハ106)とか、この福井モハ130のような近代的な外観でありながら小さな車体に、足回りが旧式な電車が好きです。
古本で入手した鉄道ピクトリアル1971年9月号(255号)福井鉄道の特集で、戸の口駅で撮られたモハ130の写真に釘付けになりました。
小学生には目の毒でトラウマになる画像ばかりでしたが、とりわけモハ130のスマートさと小さな車体に惹かれましたね。
地元の宮島線にはない日本車輌的センス(自社製だそうですが)が気に入ったのでしょう。
鉄コレの出始めの際に三弾小田急猫を切り継いで似たものを作りましたが、何処かで知らないオタに見せた時にdisられ意気消沈して仕舞い込まれたままになっておりました。
らっきょさんとこから去年あまぎモデリングイデアのキットが飛んできたので、二年掛かりで漸く完成させまして。
パンタがいい感じです。マンディさんところのいろいろ製作所のカッチョいい奴をJNMAで入手し、盛り上がって一気に仕上げたという。
屋根に上がるステップと手すりは、今回はオミットしております。
あと131と132の違いがはっきりわかる車側表示灯も綺麗に仕上げる自信が無く、これも省略しました。
いつもながら失敗は数限りなくあるのですが、この車輌の場合は鼻筋のラインを出せなかったこと。前面は元々ホワイトメタルのパーツが入っていたのですが、窓まわりをすっきりさせたくて0.5ミリのプラ板を組んだ物に置き換えたのですが、折角出した鼻筋が何方も0.2ミリくらいズレてしまいまして、窓位置から何から修正かけた時に消滅してしまいました。
いつもながら失敗は数限りなくあるのですが、この車輌の場合は鼻筋のラインを出せなかったこと。前面は元々ホワイトメタルのパーツが入っていたのですが、窓まわりをすっきりさせたくて0.5ミリのプラ板を組んだ物に置き換えたのですが、折角出した鼻筋が何方も0.2ミリくらいズレてしまいまして、窓位置から何から修正かけた時に消滅してしまいました。
ガラスは鉄コレ六弾新潟モハ11のをワイパーモールドを削って利用したのですが、平面を出すのが思ったように行かず妥協してしまいました。
132を選んだ動機として、この車体に付いたジャンパー栓があります。地元のボにたまたま下がっていた銀河の開いたパーツがあったので、これを選び0.3ミリの真鍮線を焼きなまして差し込みました。取り付けは塗装が終わり窓ガラスも付いた後になります。
ヘッドライトレンズは鉄コレの余剰品(紀州キハ603用が径ピタリだったので、裏をシルバーに塗って差し込みました。
検査表記はキッチンの蒲原のw社紋はらっきょさんから譲られた福鉄のレタ。
ナンバー。これも親切ならっきょさんが手配してくださったのですが、いざ転写してみるとあまりのデカさに唖然。実物はこんなに大きくないんで在庫のインレタを漁ってみたら、GMの京成のが良さげなので、ひと文字ずつ貼っておきました。
検査表記はキッチンの蒲原のw社紋はらっきょさんから譲られた福鉄のレタ。
ナンバー。これも親切ならっきょさんが手配してくださったのですが、いざ転写してみるとあまりのデカさに唖然。実物はこんなに大きくないんで在庫のインレタを漁ってみたら、GMの京成のが良さげなので、ひと文字ずつ貼っておきました。
キット自体が曲げが角ばっている上に屋根が薄く、新潟のガラスも微妙に大きいんで凄く似てるとは言えないのですが、あの愛らしい姿は一応再現出来たと思います。
使用塗料を書いておきます。
ブルー GM#22ブルーB(旧小田急ロイヤルブルー)
クリーム クレオス#44タン
屋根 クレオス#513ドゥンケルグラウ
パンタ/ベンチレーター ガイア#073ニュートラルグレー3
床下 クレオス#40ジャーマングレー
Hゴム ガイア#072ニュートラルグレー2
アルミサッシ ガイア#009ブライトシルバー
南越線廃線後は福武線転用も他社譲渡も行われず、短い生涯を閉じたのは残念でしたが、我がならしの交通では末永く活躍させたいと思います。
僚友のモハ111と並べてみました。