鉄道模型とテルマエの部屋

懐かしい電車と模型と銭湯と

作品展2023「モケイ鉄道に恋をした。」ポスター出来ました。

2022-11-28 22:06:00 | ヒビノニッキ


来年早々になりますが、2023年1月14日(土)から1月22日(日)まで、巣鴨の「さかつうギャラリー」にて、作品展を開かせていただきます。
前回は、本当に色々勉強させていただきました。
びっくりするほど大勢の方に見ていただき、長く模型つくりをやってきてよかったと、心から思いました。やはり模型に携わるのは人生そのもの。
続編というか、積み残しみたいなものも含めてお見せ出来ればと意気込んでおります。
前回タッグを組んでくださったイツローさんがいらっしゃらないのは寂しいですが、新たに力を貸してくださる仲間達のおかげで、今回の作品展に漕ぎ着けました。
近くなりましたらまたご案内致しますが、まずはお知らせまで。


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「可部線1975」完成しました!

2022-11-27 11:47:00 | 工作記録 津田沼第二工場


漸く完成と言える仕上がりになったかな。




塗装です。全体にクレオスサーフェイサーマホガニーを吹いて傷のチェック。溶きパテで仕上げたあと、前面に黄色を塗ります。
黄色といえば色乗りせず、ついつい厚塗りになりがちですがクレオスGX4キアライエローが非常に塗り易いと聞き採用しました。明らかに吹く回数が少なくても色の立ち上がりが良いのでお勧めします。大体塗れたところでGM黄色1号で仕上げ。マスキングして全体をGMぶどう色2号とクレオス#2黒を4:1位で混ぜたものを塗りました。春にエンドウEF57をレストアした時にこのレシピでタッチアップしたところ、ほぼピタリの色調が得られたので採用しました。
屋根は余りに暗い色だと沈んでしまうと考え、クレオス#116ブラックグレーを採用。暗すぎず明るすぎず、ちょうどいい塩梅です。



パンタはクレオスメタルプライマー改→クレオスサーフェイサー黒。ベンチレーターはタミヤAS-7ニュートラルグレー。
友人のらっきょさんの作品の影響で、今回珍しく配管まわりに色差ししましたがこれもニュートラルグレーです。いい色なのですが、上に色差しは受け付けないのでご注意を。クリア掛け必須です。

ジャンパー栓。クモハの車体側、いつもならカトーのそれを使うのですが、ちょうど黄色を切らしていたのと11123のジャンパー栓位置がかなり高めで既製品が使い難く、ランナー引き伸ばし線で自作することにしました。
車体に0.8ミリくらいの穴を開けて、テーパー状のランナーを差し込みます。頭がだいたい0.9ミリくらいになるようにして綺麗に丸く削り、下方に穴を開けて0.3ミリ真鍮線を差し込みました…なんて書きましたがはっきり言って大変でして、塗装前にやって置くべきことです。反省。

ナンバーはGMのを並べ替え。サボもGM旧国ステッカーから。












台車はクモハが鉄コレ動力付属のDT10とDT11。このDT10は鉄コレ台車の中でも出色の出来だと思います。
クハ16はカトーオハ31の初期についていたブレーキ表現の無いタイプを選び(プロポーションが好きなので)スポーク車輪を履かせておきました。
床下機器はキット付属の最新タイプを、説明書通りにカットして接着してあります。
流石にシャープで立体感もあり、よいパーツだと思います。

なんとか可部線には見えるかな。屋根を換え、窓枠を削り込んだのが効果的。ヘッドライトは付属のパーツを使い、塗装前にガッチリ接着してあります。テールライトは銀河パーツだけど、ちょっとおっきいな。

新しいキットは文句無し。組みやすくシャープ。キットをよく見ると運行表示がくり抜けるようになっているんで、やればよかった。
テールライトは綿棒にうすめ液を含ませライト部の塗料を拭い、プラの生地が出たところへサインペンの赤を塗り塗りしておきました。

11123は前面にリベットが無いので、ノミとペーパーで丹念にヤスリました。既存のモールドは出来るだけ活かしてあります。
ヘッドライトはこれも箱の中のパーツを仕上げて使いました。

運行表示が二桁なのは当時居なかったと思うのですが、ここが旧キット最大の主張なのでそのまま(作り直しが面倒かっただけかもw)
あと前面サボ枠は、新キットのがサボが刺さった状態のため使えず(可部線は不使用)
アキバGMで11200(クモハ12)のランナーを買ってきて、別に塗りました。お店の人に「もっと精密なのありますよ〜」と親切に教えていただきましたが、エッチングパーツを折りたたんで作る精密な製品が似合う作品じゃないので…


クモハの連結面。扉はクレオス#318レドーム。
左の123も、なんとか違和感ないかな。

クハ16。貫通路の幅がけっこう違いますね。

台車を外して、カプラーと胴受まわり。ネジ止めしてあるけど、もう外せませんw

車体裾を塗っておかないと。カプラーは前面がマグネマティック1015。連結面はGMDT10付属の首が短いアーノルドを付けてあります。


手前の方が新製品。詳しくないけど、此方の配置が正しいのかな?

屋根のブラックグレーがいい感じです(自己満足)

こうして見るとバランスを取るために11211の鍵外しと避雷器周りの配管は、色を塗らない方がよかったか。

クモハには両方動力を入れました。ジャンクパーツをかき集めたので、かなり昔の鉄コレ動力です。


ちょうど小学校卒業の春休みに引退した可部線17m車。小学校の同級生と乗りに行ったっけなあ…あれ以来宿題だった17m車を、遂に完成させることが出来ました。
あの時同行してくれたメンバーは、この日の小旅行を覚えているかな?

















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タムロン35-135ミリでぷらっぷら

2022-11-20 16:08:00 | 写真のこととかカメラのこととか


最近は暇があれば中古カメラやレンズを漁っております。勿論ライカやなんかみたいな高額品は縁がありませんで、見放されたように佇む不人気旧製品をサルベージして、磨いて使うのが楽しくて堪らんとです。
何時ぞや目黒の三○カメラさんを訪れて、素晴らしい(値段も)製品を冷やかし、フィルムでも買って帰ろうとした時、ジャンク売り場の隅にあったこのレンズと目が合いました。
あ、このレンズ知ってる。タムロン40Dじゃないか。タムロン最初のAFレンズ。ミノルタからROMの供給を受けたことで話題になったレンズです。
外観はボロいですが大きなカビもなく、ズームリング、ピントリングともスムーズに動いたので喜んで連れて帰りました。金ニ百円也。

ミノルタAマウントだったので対応するカメラを手に入れるところから始めました。先日のブログ記事の通りミノルタαボディは中古が殆ど無く、最初は考えてなかった初級機α-303siを入手したところほぼ満足できるモノでした。

何時もの中山法華経寺へ久しぶりに。境内で骨董市が開かれ、たくさんの人が訪れていたにもかかわらず地域猫の姿がそこここ見られたのは幸いでした。
大欠伸したところをパチリ。

テレマクロが付いていて、これがなかなか使い易かった。

手持ちでチョロッと、これだけ写れば万歳です。

背景ボケはぐるぐるしてあまり感心しませんが、透明感ある写り。前ボケは綺麗。

これもびっくりした。驚くべき写り。てかこれ以上のシャープさはアタシの写真には要らないです。

これも、バランスいいです。勿論フルサイズ用の今のレンズとは比べられないですが、そういうものを求めてはいないので。





ピントが合ったところからなだらかにボケて行く感じが嬉しい。街歩きが楽しくなるレンズでした。


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可部線の17m国電 その2

2022-11-17 10:17:00 | 工作記録 津田沼第二工場


クハ16。旧キットベースですが屋上/床下機器は新キットのパーツを使用してクォリティを揃えています。
屋根端の足掛け、当初はそのまま接着しておりましたがどうも向きや傾きが定まらないので新キット屋根にあるようなガイドを付けることにしました。0.3ミリプラ片から0.5×0.5ミリくらいに切り出し、所定の位置にタミヤ緑キャップで接着。
効果てきめんでしたよ。

これはフリーハンドで足掛けをつけた状態なので、傾いてます。このあと直しました。

カプラーまわり。マグネマティック1015のケースとフタの先端を0.5ミリくらいずつカットし、床板先端に揃えてネジ止め。

台車は大昔の関水金属オハ31に付いていたブレーキ表現無しのTR11に、スポーク車輪を嵌めてあります。これはクハ16共通です。
ドアは成形時の抜き勾配を丁寧に削り取りました。

床下機器は新キットのもの。0.5ミリ厚のプラ帯板で嵩上げしてあります。


クモハ11123。前面にリベットが殆ど無くジャンパー栓の位置が高めです。


連結面もなんとかすっきり出来ました。

手を加える部分は最小限に留めてあります。
避雷器は銀河の旧型の予定。ヘッドライトも敢えてキットの中身のを多少背を低く加工してそのまま付けました。
ランボードもキット同梱品ですが角が出るようにヤスり、取り付け脚の中央のをカットしました。パンタは形態が気に入っているカトーのPS13です。

車端は前述したようにIORI工房のパーツ。ずいぶんと前に買っておいたのを漸く使う時が来ました。

カプラーまわりはクハ16と同じですね。ちなみに連結面側はGMDT10に付いてる首の短いアーノルドに取り替えてあります。

新キットのクハ16。もうこれは基本通りに組み立てました。車高はこのキット組みを基本に合わせてあります。

切り継ぎ用のパーツは今回使用せずに、マジにマジに作りました。旧製品とは2ミリくらい長さに差があります。

非常に高精度に仕上がる良いキット。

クモハ11200。RMM付属のキットに、新キットの屋根を載せて作りました。やはり長さが足らないので延長しておきます。

連結面。ちょっとまだ隙間がありますかね。
鉄コレ動力を入れるので車体下部から4.8ミリのところにストッパーを付けておきました。 




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ミノルタの一眼レフ

2022-11-13 16:58:00 | 写真のこととかカメラのこととか

写真を始めた頃、キヤノンT70とシグマ35-70を買って、その後ニコン→ペンタックスとメインシステムを変えました。
サブシステムとしてキヤノンEOSやミノルタαを使っている時期もありまして、EOS100とか好きだったなあ。
その頃ミノルタα-9000を中古で買って、主に旅カメラとして使っておりました。オートフォーカスと手動巻き上げの親和性の無さがかえって面白くてね。


久しぶりにミノルタも使ってみたいなと中古カメラ屋に行ったら、αシリーズの中古って本当に皆無ですね。他社もフィルム一眼の中古流通は少なめだけどαは9くらいしかない。
グリップの材質がよくなくて、皆崩れて砕けるという。
普及機は大丈夫なケースが多いですが、ペンタプリズムの代わりのミラーが色づいてるのが多いようです。
キタムラの中古でα-303siのジャンクがありまして、これがファインダーの状態が良好なので身請けしてまいりました。現役時代は見向きもしなかった機体なのですが、改めてみると手頃な大きさとファインダーの見易さ、分かりやすい操作性など、なかなかよいカメラだと思いました。
きちんと磨くと光沢感のあるラメのブラックに驚き。初心者向きのイメージとプラマウントで損をしてますね。
マクロ50/2.8初号機も入手。何を撮りましょうか。

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