湘南交通300形の屋根の端にあるベンチレーター。オリジナルの作品では中村精密製小田急3100のベンチレーターを利用されておりました。
そもそもオリジナルは屋上にクーラーなど無いNSEに範を取っており、このパーツの利用はその象徴とも言えます。
当然Nスケールには無いモノで、製作当初から悩んでおりました。いろいろと流用出来そうな部品を探してみたり、カトーレジェンドやマイクロ製品からコピーすることも考えましたが、結局手持ちパーツから作成し、そこからコピーすることにしました。
10年ほど前に流電クモハ52を作った際、余ったサハ75のベンチレーター。両サイドに0.3ミリの帯板を貼り、Rを付け、フィンを0.3✖️0.5ミリのプラ帯板から作成して、全体的に丸みをつけました。
オリジナルとはすこし違いますが、何かカッコいいモノが出来ましたのでダイソーのお湯で型取りする粘土とUVレジンでコピー。
最初は気泡が入ったりでなかなか上手くいきませんでしたが、なんとかカタチになりました。
これからシルバーに塗ります。