鉄道模型とテルマエの部屋

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今さら40年モノのスハニ61を組んでみた

2024-08-17 18:17:00 | 工作記録 津田沼第二工場

GM50周年なんですって。
おりしもJAMのGMブースでは、歴代製品の展示があったようですが、台風明けの土曜日とあって、凄い人出で近寄ることも出来ず。
最初の車輌製品は、オハ61/オハフ61/スハニ61/ナハ10のプラキット。
関水の台車を利用する前提で選ばれたようです。
現在でも軽く手を加えれば通用するすっきりしたモールド。ワタシはこのキットが好きで、何度となく組みました。
中古の未組み立てキットを見かけるとついついキープしていたのですが、最近Twitterで#スハニ61競作会というハッシュタグを見つけ、楽しそうだな、と参加することにしたのです。


左のは15年くらい前に月刊とれいんに載せていただいた旧作。荷物室の保護棒をエッチングのに取り替えて、なるべく現代の表現に近づけながら作成しました。
今回のも基本的に同じですが、他の人の作例を参考に、より清楚な仕上がりを目指すことと、逆に床下や窓ガラスはオリジナルを尊重して、出来るだけそのまま使用することにしたのです。
ただそのままだと着脱式の床板にするには難があるため、床板に補強してやったり、穴が空いたテールライトにレンズを追加してあげる必要があります。


妻板。昔はオプションでテールライト点灯パーツがあったため、片側のエンドに穴が開いています。
中仕切り板からドアまわりを切り出し、妻板の穴に嵌め込みました。

腰高を直す為、床板全体にあるリブを丁寧に削り取り、#400のペーパーで丁寧に均しておきました。
床板。前述した通り、1×5の帯材を用い床板に接着しました。
鉄コレの床板のようなチャンネル状になり、強度が著しく向上します。


ダイキャストの床下機器はヤスリを当て、1.4のタップを切って床板にネジ止めしました。

ベンチレーターはいつものカトーの43系用を1.8ミリの穴を開け取り付け。位置をミスってあけ直しの図。

青成形のキットだったんで、実物にない青15号に塗ってやろうと。昔のキットの特徴である浮き出し文字に白を入れようとして見事に失敗。実は小学生の頃から全然上手くなってないことが露呈しましたw

なので丁寧に削ったあと、クレオスのオキサイドレッドサーフェイサーを吹きました。




車体はGMぶどう色2号、屋根はクレオスのドゥンケルグラウ。

HゴムにはガイアのニュートラルグレーIIを面相筆で差し。

テールライト。こちらはサインペンでチョンチョン。

左が旧作。ドア窓がデカい気がします。
あまり細かいことを言ったらこのキットを利用する意義が無くなりますからほどほどに。

ちょっと見づらいですが、ダイキャストの出っ張りは、オプションのテールライト導光部の支えです。勿論今は無用の長物でありますね。

実に懐かしい、この表現。
久しぶりに昔の客車キットを組むのは楽しかったです。まだまだ在庫あるし、暇をみてやろうと思います。




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