Insanity&Genius SATOSHIのBlog続編
My Favorite...



Iron Maidenの初期の曲には
色々な展開のある大作があった。

Phantom of the Opera 7分5秒

Hallowed Be Thy Name7分10秒

この2曲はともに世の中にCDが、
無かった頃に発表されている。

7分あってもこの2曲は中身が濃く
長いというよりは聴きごたえのある
作品で大好きな曲だった。

ところが世の中がCDが主流に
なり始めると収録時間の制限が
大幅に拡大した為かIron Maiden
の曲は全体的に長くなりはじめた。

6人編成のIron Maidenの最初のアルバム
Brave the new worldは全10曲中8曲が
6分越えの曲になった。

長い曲は嫌いではないのだが、
どうもムダにくり返しが多くて
無理やり長くしましたと感じる曲
がある。

このアルバムの中で良い曲と
思ったのは残りの2曲で
ともに4分台だ。

それともう1曲、興味深い曲がある。



Out of The Silent Planet 6分25秒

この曲だが、その1,その2でも登場した、
Single Editがある。

それがこちら。MVになっている。



こちらは4分5秒

僕はこっちの方が断然良いと思う。

Light my fireとGypsyはテープを切り貼り
して編集していた時代だったが、
こちらはPCで編集可能な時代になった為、
6分25秒版は1コーラス目と2コーラス目
のドラムのプレイが違っていてそこが、
どうも1コーラス目がイマイチ盛り上がれない
原因になっていたが、4分5秒版は
1コーラス目から2コーラス目と
同じパターンで疾走感が増している。

あとこの3曲に共通するのは、
絶対にカットできないような、
印象的なソロが出てこない
ことだ。

要するに無くても大丈夫、
あるいはあっても無くても
どっちでもいい部分が
カットされているという
ことだろう。

Beatlesの曲の多くが2分台だが、
きちんとイントロ、間奏に印象的な
フレーズがあってドラマが完結
しているので3分弱でも物足りなさ
を感じないのだと思う。

ASIAのキャッチコピーが
10分の曲をやっていた男たちの
作る3分間のドラマ。

短い曲が好きな理由はまさに
これだと思う。


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