Insanity&Genius SATOSHIのBlog続編
My Favorite...



Insanity&GeniusはGutar、Bass
Drumsの3人編成、全員Vocalを
やります。

Liveでは3人だけで演奏します。

3人編成のバンドは珍しくは
なく有名なバンドにもたくさん
います。

先日、テレビでヒット曲も
何曲もあるBNを観ました。
(Blackmore'sNightでは
 ありません。念の為)

BNも同じ3人編成です。

昔からテレビではよくある
歌以外は録音で生演奏の
フリだけのように見えました。

というのも、Guitar、Bass、Drums
の3人なのにその曲のイントロは
画面では見えないキーボードと
ストリングスの分厚いサウンドで
始まりました。

全編でその分厚いサウンドのまま
その曲は終わりました。

メンバーによる3つの楽器が
フリだったのか、演奏はしていたのか
はよく見ればわかっただろうけれど、
どちらにしても、生演奏に
聴こえなかったのだから、この際
どちらでも大差はありません。

音楽をやっている人ならもう
おわかりだと思いますが、
同期を使っているのでしょう。

事前に録音された音源を再生しながら
ドラマーがそれを聞いてそれに
合わせて演奏する。

最近ではアマチュアでもLive
で使っているのを観るのも
珍しくありません。

ただ、それをやるとせっかく
3人が生で演奏していても
録音音源に合わせる為に
生演奏で生まれるノリや
ドライブ感が失われてしまう
と思うのです。

Liveでカラオケ音源を使って
1人Hard Rockとかやってる奴が
何を言ってるんだと
お思いでしょう。

実は1人で活動するにあたって
最初はそれを考えてエレキギターでは
なくアコギの弾き語りスタイルを
選んだのです。

ただ、やっていくにつれてアコギには
アコギに合う曲があるということに
気が付きました。

大本の目的はInsanity&Geniusの
プロモーションと自分のフロントマン
としてのパフォーマンス向上が目的
だったので、曲もInsanity&Geniusの
曲をアコギで弾いて歌っていました。

でも、やはりHard RockはHeavyなGuitar、
音圧とDrive感を生むBassとDrumsは
不可欠です。
アコギの弾き語りでやるHard Rockは
物足りない感は否めません。

曲によってはなんとか上手くハマった
ものもありましたが、そうではなく
アコギで100%の音を出し切れる
タイプの曲を用意するべきだと
いうことに路線変更しました。

そうするとHard Rockはどうする?
その頃は、Insanity&Geniusが、
無期限活動停止状態だったので、
随分Hard Rockを演奏していません
でした。

それで思いついたのが、
歌とリードギターのみ生演奏で
あとはカラオケでやってしまえば
アコギHardRockよりは物足りない感
は軽減されるのではないか?

元々は3人の生演奏に録音
音源が混ざることによって
全体の生演奏感が失われるのが
嫌だったので、ならばいっそうのこと
全部、録音でいいんじゃないか?

手探りで始めてみたら、こっちの
方が良いというお声も頂くように
なってきた。

初期の頃は、バンドで再現できる
ことを前提にオーバーダビングも
最小限にしていたんだけど、
途中から開き直りでどうせ録音なら
コーラスもストリングスも思いっきり
ダビングして、到底生演奏できない
ような音にしてみた。

それなりに評判もよかったので、
こういう活動もありかなと思って
いた頃に、Insanity&Geniusが
3年8カ月ぶりに活動再開できる
ことになった。

久しぶりにスタジオに集まって、
1曲演奏してみて驚いた。

やっぱり人間には敵わない。

どれだけダビングして音を重ねても
録音は録音だ。

2人のBassとDrumsの出す
ドライブ感は絶対に機械では
出せない。

最近話題のChatGPTのように
職業によっては、どんどん
AIに代用され
仕事が無くなっていく業種が
ある。

業界の人は薄々気が付いている
はずなのに誰も言わないが、
僕の職業、薬剤師も、もう既に
不要になった職業だ。

全てAIで代用可能で
しかも人間と違ってミスしない。

でも特にHard Rockを演奏することは
僕が生きている間にAIに
とってかわることは出来ないと思う。


アコギで100%生きるタイプの曲と
思う曲の例です。
「傷だらけのギター」

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